コンテンツ評論 テレビ番組評

「僕が笑うと」をみた

カンテレの開局60周年特別ドラマだそうである。もうそんなになるのか。

戦前から戦時中、里子を5人も引き取って実子同然に育てた夫婦の物語。夫婦を演じるのは、V6の井ノ原快彦と上戸彩。
舞台は大阪の豊中である。

「血がつながらなくても家族」ということを訴えたいのか、でもそういうドラマは無数にある。

感心したのは、イノッチと上戸彩の関西弁。関西ネイティブではない役者が関西弁の芝居をやると、どうしても大げさな訛りになりがちだが、彼らはそれを最小に抑えて、イントネーションと語尾だけのわずかな関西弁ニュアンスで芝居していた。これが意外と普通できないのだ。

ドラマ的には起伏も少なく、省略された部分も多い。前半は、特に上戸彩のしっとりとした芝居。子どもができないと知り、それでも母親になりたい心情などを楽しめたが、後半までそれが持たなかった。特に後半は、戦争が激しくなり夫である重三郎も出征するが、特段何事も起こらず帰ってくるだけ。

四つ葉のクローバーを探すのにあれほど苦労はしないだろうとか、オープニングとエンディングの現代シーンは不要だったんじゃないかとか、ちょっといろいろ考えてしまった。

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