コンテンツ評論 テレビ番組評

「石の繭」と「水晶の鼓動」の殺人分析班シリーズをみた

木村文乃が新人刑事如月塔子に扮する「殺人分析班」シリーズ。WOWWOWのドラマだが、Amazonプライムで見られるようになったので、1作目の「石の繭」2作目の「水晶の鼓動」と続けてみた。

基本、猟奇殺人事件を扱ったサスペンスだが、その猟奇性が犯人の頭がおかしいとかではなく、それぞれ説明できる理由を持っているところは好感が持てる。

「石の繭」が2015年だから、もう3年あまり前。木村文乃が「マザー・ゲーム」で連ドラ初主演を飾った直後の放映だったと記憶している。現在は髪をショートにしている彼女だが、この頃はストレートなロングヘアがトレードマークだった。その髪をポニーテールにくくり、ネイビーブルーのスーツに身を包んだ女刑事を演じる。

その女刑事如月塔子は、刑事だった亡き父の遺志を継いで刑事になったというどこかで聞いたようなキャラ設定だが、木村文乃は瑞々しい演技でこの女刑事の成長を表現している。

モルタルで固定された死体を扱った「石の繭」のほうがサスペンスとしては出来がいい。「水晶の鼓動」は殺害現場を赤い塗料で塗りたくった連続殺人事件と連続爆破テロ事件が並行しておこる派手な展開だが、その分やや強引さが目立つ。

しかし、連続殺人事件を阻止できず、こんなに犯人に出し抜かれてばかりだったら警視総監は辞任ものだな。

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