コンテンツ評論 テレビ番組評

「半分、青い。」を全部みた #半分青い

どんなドラマであっても最終回は来るもので、ようやく大団円を迎えた。

なんというか、これほど支持・不支持が分かれた朝ドラもはじめてだったような気がする。

個人的には、主人公楡野鈴愛は嫌いなタイプじゃない。
とにかく優等生とは正反対のタイプで、人生は行き当たりばったりだし、口が悪くて人を傷つけるような台詞も衝動的に口に出してしまう。

古沢良太が「リーガルハイ」で「朝ドラのヒロイン」という言葉を出した時に念頭にあったのは、正義感が強くてお節介で人に好かれるタイプだろう。
スズメは全然そんなヒロインじゃない。

ただまぁ、物語はそんなに好きじゃなかった。

というのは、経験が積み重なっていかないから。

朝ドラでも、ひとつの志を最後まで貫くヒロインではなくて、さまざまな仕事なり環境なりを波乱万丈に泳いでいくヒロインがいてもいい。
ただ、ヒロインの中で人生経験が積み重なっていくことによって、どんな経験も無駄ではなかったということが明確になっていくほうがいい。

スズメは18歳にして漫画家を志すが、約10年間の漫画家生活での経験を後の人生に生かした気配がない。(まぁ新製品のデザイン画くらいは描いたが)
100円ショップでの経験も、結局店長から聞いた一言しか後に生かされていない。

これでは人生を描いたことにはならんなぁ、という気がする。

ただ、とにかくツッコミどころは多いドラマだったので、Twitterで実況する上では楽しかった。

脚本家がTwitterで余計なことを呟いては炎上していたが、それはどうでもよい。

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