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「ラストチャンス~再生請負人」をみた

テレビ東京系では、前クールから「ドラマBIZ」と銘打って、月曜10時からビジネスドラマの枠を設けている。第一弾は江口洋介主演の「ヘッドハンター」という、転職斡旋のドラマだった。

「ヘッドハンター」は、転職という切り口だったため、ビジネスの核心のところに踏み込むことがなく人間ドラマに徹していたが、今クールの「ラストチャンス」は傾いた企業の再生という、まさにビジネスドラマらしいテーマだ。

銀行の合併で居場所を失った元銀行マンが外食産業の会社の経営陣に加わるが、実はその企業は多額の含み損を隠していて、倒産寸前だった。行きがかり上、この会社の社長に就任した主人公は、さまざまな苦難を乗り越えて会社の再生をはかる。

ただ、銀行マンにしてはこの主人公、人情派である。普通なら売上のあがらない店はリストラをはかるところ、店舗スタッフの意気に触れて店の存続を許してしまう。ところが、それで店はV字回復するのだから、ちょっと甘い。

ビジネスにつきものの非情さがあまり感じられない。それでもなぜかうまく行ってしまうから不思議。 ドラマならではのお話。

今受けている池井戸潤原作のドラマだと、勧善懲悪、うまく行ってない原因の陰には必ず悪役が隠れていて、そいつをぎゃふんと言わす構成だが、こちらは江上剛原作のせいか、そういう単純な話ではない。経営に疎いこちらにはなかなか理解できない面もある。

しかし、こういう硬派のドラマが増えてくれると見応えがあって嬉しい。今クールはテレ朝の「ハゲタカ」もあって、ビジネスドラマ好調だ。

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