条件不利地域
2010/12/12
「西正が贈るメディア情報」より
http://officen.blog.shinobi.jp/Entry/106/
本日も某所で講演をさせて戴いたが、旬なテーマとしては、IP方式による地上波再送信のことを採り上げることになる。「どうして、IPの話が出てきたのでしたっけ?」という流れから入れば、必ず2011年にアナログを止めた時にデジタル波が届かない「条件不利地域」なるものが出来るから、「そこをカバーするための補完的な手段として」となる。
なんだって?
2011年になってもデジタル地上波が届かない地域が出るので、それをIP再送信でカバーするんだって?
だったら、最初から電波を使うのをやめて、全部IPでやればよかったんじゃないのか?
それか、2011年を遅らせて、デジタル地上波が届かない地域が日本からなくなるまで、アナログを停めないようにすべきじゃないのか?
最初からスケジュールありき、結論ありきで進む電波行政。
誰も間違っていると声をあげないことのほうが怖い。