コンテンツ評論 テレビ番組評

「ママゴト」をみた

mamagotoNHKのプレミアムよるドラマ枠のドラマ。1回30分の7回連続だが、長すぎず短すぎず、いい案配だった。

広島だろうか、中国地方のなまりの登場人物ばかり登場するとある町。ひとりでスナックを営む映子は、昔いた店の同僚の滋子から「預かってくれ」と子どもを押しつけられる。その子大滋はあきらかに太りすぎの5歳児。

最初は嫌がっていた映子だが、しだいに大滋が可愛くなってくる。そんな映子には、昔自分の赤子を死なせた辛い過去があった。

そんな感じのドラマ。映子を演じるのは、「ゆとりですがなにか」でイケメン俳優三人を向こうに回して独特の存在感をみせた安藤サクラ。

このドラマは安藤サクラの演技につきるだろう。自堕落な生活におぼれていた夜の女が、子どもを預かることによって芽生えてくる母性。葛藤を安藤サクラは見事に表現してみせた。何しろ、今年の日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞者だ。

最初、憎々しげにみえた映子が、母性の芽生えにつれてしだいに美しく見えてくるあたりも、みどころのひとつ。

今後とも安藤サクラは注目女優といっていいだろう。

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