mixi動画のねらい
2010/12/12
mixiで動画が使えるようになった。(現在はプレミアム会員限定だが、徐々に一般会員も使えるようになるという)
ITmediaの『「YouTubeとは違う」「mixi動画」で日記をリッチに』によると、
同社が想定している使い方は、飲み会や結婚式、子どもの様子などを記録した短い動画をアップし、日記に引用する──というもの。身近なできごとを携帯電話などで気軽に撮影し、mixi上のコミュニケーションの“ネタ”にしてもらう。
「YouTubeは、1つの動画コンテンツをみんなで見に行くという使い方が多いが、mixi動画は1人1人が小さなコンテンツを発信し、その友人が見に行くという形。動画を媒介に、mixi上のコミュニケーションをリッチにしたい」
要するに、現在の静止画添付の延長であって、それ以上の使い方は想定していないよ、ということか。
mixiはもともと現実社会における人間関係をそのまま持ち込む、というコンセプトで招待制を貫いてきた。従って、現実社会における家族、友人関係がそのままmixi上のマイミクシィ関係として再現されている、と想定しているわけだ。
そうしたマイミク同志のコミュニケーションのために動画を使ってほしい、という建前らしい。
本音は、YouTube対抗だと思うよ。
「へっ、動画使えないんだ」ということでそっぽ向かれるのを避けるため?
実際には、YouTubeとmixiの使われ方は全然違うもので、ユーザーはちゃんと使い分けていると思うんだけど。