なぜ成人なのに立候補できないのか?

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選挙権年齢を18歳に引き下げる法案が可決され、次の参議院選挙から18歳以上の国民が投票できるようになった。
気になった記事。
「18歳選挙権」導入の背後に隠れた供託金引き下げ、被選挙権の資格年齢引き下げの議論を棚卸しせよ(西田亮介) - 個人 - Yahoo!ニュース
なぜ今回の制度変更で、突如として、この世代の政治に対する関心を向上させられると考えられるのか根拠がまったく見えない。(…)
より本質的な課題であるはずの改革供託金引き下げ、被選挙権の引き下げの議論はすっかり鳴りを潜めてしまっている。
たしかに、既存の議員にしてみたら若い世代に政治に対する興味など持ってもらったら困るのではないか、とすら思える。
私も、若い世代に政治への関心を持たせるには、被選挙権を与えるべきだと考える。
18歳をもって成人に達したとするならば、投票をするだけでなく立候補をする権利も与えられるべきである。なぜならば、成人なのだから。
衆議院で25歳、参議院で30歳に達するまで被選挙権を与えられない理由というものがわからない。
18歳ではまだ成熟していない、というのなら選挙権も与えるべきではない。
というか、25歳になったら、あるいは30歳になった成熟していると考える理由を提示してほしい。
成熟度というのは人によって違う。18歳でも十分な判断力を持っている人物もいれば、30歳でも全然持っていない人物もいるはずだ。
何度かこのブログに書いてきたが、大学ごとに予備選挙を行なって候補者を選定し、国会に議員を送り込むようになれば若者たちの政治意識は絶対に変わる。
極論を言えば、AKB48でもEXILEでもジャニーズでもいい、それぞれ1人ずつ候補を立てたらよい。
そうすれば絶対に若者の政治参加への意識は高まるはずだ。
そんな若者が議員になって、ろくな政治活動ができるはずがない、というのか?
それでもいい。
議員が議会で何をするかが問題ではない。若い世代の国民が政治に関心を持つこと。それで政治が変わるのだから。