コンテンツ評論 テレビ番組評

「素敵な選TAXI」をみた

素敵な選TAXIバカリズムというピン芸人に注目したのは、このネタだったかと思う。


「都道府県を持つとしたら」という、シュールにして妙に共感できるネタに驚いた。
こういうネタは、要は発想力だ。

そのバカリズムが、はじめてドラマの脚本を手がけたというので、最初から注目していた。
才人だから無難にこなすだろうとは思っていたが、やはり面白いドラマになっていた。

「選TAXI」つまり「選択肢」。ダジャレになっているところがお笑い芸人らしくていい。
要するに、時間を逆行できるタクシーがあったらとしたら、という空想である。それを「人生の選択肢をやり直す」というミニマムなタイムトラベルに限定したのもいい。大きく時間遡行もできるが料金がかさむ。30分くらい時間を戻すだけなら、1万円程度払えばできる。タクシーならではの理屈だ。

基本、運転手の枝分(えだわかれ)以外は毎回ゲストを迎えての一話完結スタイルなので、毎回趣向を変えられる。
私の好きな女優、木村文乃や吉田羊、貫地谷しほりもゲストとして登場したので、多いに楽しませてもらった。

ただまぁ、主役である竹野内豊を数多く登場させるためだろうか、乗客が選TAXIを何回も利用することが多いのが気になった。
一回だけのやり直しで終わるストーリーもあっていいんじゃないかと思うのだが。

運転手役の竹野内豊もとぼけた感じで良かったのだが、バカリズム本人が運転手でもよかったのではないかという気がしている。
せっかく枝分の行きつけの喫茶店マスターとして登場しているのだから、一回くらい代理の運転手になって乗客と会話しているところがみたい気もした。

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