コンテンツ評論 テレビ番組評

「おやじの背中」を全部みた

2014/09/18

oricon_2041566_0-enlargeTBSの日曜劇場だが、最終話が発熱していて見られず。録画をようやく見終わったので。

1時間の連ドラ枠だが、今回はじめてオムニバス形式で一話完結。毎回ベテラン脚本家を使ってオリジナルストーリーを繰り広げるという趣向だ。

とにかく、各話とも笑っちゃうくらいに配役が豪華。脚本家が脚本家だけに「あの先生のホンなら出たい」というわけだろうか。ほんのちょい役でも、けっこうすごい役者が登場してくる。

気に入ったのは第三話の「なごり雪」(倉本聰脚本、西田敏行主演)と、第八話の「駄菓子」( 池端俊策脚本、大泉洋主演)だろうか。

どちらも、「おやじの背中」という題名から連想するような立派な親父ではなく(もっとも全話通じてそんなに立派な父親は登場しないが)むしろ子供のような親父である。

第三話は、題名から連想するような親と子の一対一関係ではなく、駄々っ子のような親父と、それに振り回される家族、そして友人たちのバランスがよい。

第三話は、父親と子の関係だけでなく、その上に祖父との関係を重ねてきて、三層構造にしてあったこと。欲を言えば、ハシバ製菓側の祖父(先代社長)にも登場してもらって、両者で三代を描けるともっとよかったのかもしれない。

しかし、やはり1時間枠は単発オリジナルドラマにはやや厳しいようで、やや走る部分であったり、描き込みの不足を感じる部分もあった。

しかし、こういう企画はなくしたくない。単発のドラマといえば、2時間サスペンスばかりだが、1時間半くらいでさまざまなドラマを見せてくれる単発ドラマ枠があってもいいなぁ、と思った。

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