コンテンツ評論 テレビ番組評

「極悪がんぼ」をみた

極悪がんぼ - フジテレビ月9である。月9も変わったものだ。

尾野真千子が、事件屋になる。脇を固めるのは、三浦友和、小林薫など、いずれも芸達者な役者ばかり。けっこう面白く見ていたんだが、視聴率は最低だったらしい。そらまあ、月9向きの企画じゃないもんな。

見どころはいっぱいあった。

まずオノマチの男前ぶり。かっこいいよなぁ。啖呵の切り方も堂に入っている。最初は普通の女が、徐々に事件屋稼業に染まっていくストーリーだから、回を追うごとにだんだん迫力を増すあたりもうまい。

気がつけば、30代以上で主演を張る女優といったら、こうした男前美女ばかりになっている。女の強い時代もきわまったということか。

脇を固める連中がワルぞろい。抜け駆け、裏切りなんでもありの事件屋の世界だから、仲間でも信用できない。しかし、それぞれに茶目っ気のある憎めないワルを演じている。

その中にあって、オノマチ演じる神崎薫は、子供の頃事件屋にだまされて母親が店を失ったという過去を抱えているがゆえに、「人助けになる事件屋が1人くらいいてもいい」という行動規範を持つ。しかし、Twitterでは「人情話に陥らずに、純粋な騙しだまされのストーリーのほうが面白かった」という意見もあった。

オノマチには、今度はかっこいいと同時に色っぽい役も見せてほしいものだ。

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