コンテンツ評論 テレビ番組評

「三匹のおっさん」をみた

2014/03/17


今クールの連ドラの特徴は、主演者、中心キャストの中年率の高さだ。「緊急取調室」しかり、「隠蔽操作」しかり。

そして、その二作とともに中年率の引き上げに貢献しているのが、このドラマ。なにしろ、主役3人がいずれも60歳越えという、おっさんばかり。

ストーリーは単純で、定年を迎えた元サラリーマンのキヨ(北大路欣也)を中心に、同級生の3人が、いわば自警団を結成して夜回りをはじめる。そして、ご町内で見つけた「悪」を成敗する、というだけ。

まあ、現代の時代劇、単純な勧善懲悪という感じで、軽いタッチが好まれたのだろうか。テレビ東京制作にもかかわらず、それなりに視聴率もよかったようだ。

主人公3人が、それぞれ剣道、柔道の達人。そして、自作のスタンガンなどを駆使する頭脳派と、キャラクターが単純明快で、かつての「三匹の侍」を思わせる活躍をするという爽快感が持ち味なのだろう。

主人公グループのひとりとして、志賀廣太郎という、地味な俳優を起用したのも気がきいている。脇役として数々のドラマに出ているバイプレイヤーだが、主役のひとりとして起用してもなかなか味のある演技をしている。

「あまちゃん」や「半沢直樹」などがヒットした影響だというが、表だった人気ではなくて、演技の実力でキャスティングされる傾向が増えてきて、いいことだと思っている。

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