「グリーン・ランタン」をみた
全身を緑のコスチュームで覆っているが、頭部は目の周りを覆うマスクだけ。
バットマンのように顔全体を覆うマスクならともかく、これでは親しい人間にはまるわかりだろう。
と思っていたら、ヒロインには一発で見破られてやがる。
なんか、情けないヒーローだな。
それなら、マスクはせんでもいいやろ。
宇宙のさまざまな種族から選ばれた、一種の警察組織がある。
そのメンバーは、リング(指輪)と呼ばれる武器を持ち、それによって超能力を得て戦うことができる。
主人公は、地球人ではじめてこのメンバーに選ばれたという設定だ。
しかし、その能力たるや、心に描いたものを何でも実体化できるという、ちょっと非現実的なもの。
しかも、宇宙空間をひとっ飛びして、組織の拠点である惑星まで行けるという。
ちょっとスーパーマンをも越える、スーパー超能力だ。
アクションもCGバリバリで、派手だがリアル感はない。
この程度の話が、世界に売れるんだったら、かつて怪獣映画でならした日本の特撮界はもっとすばらしいヒーローものを作れると思うんだがな。