airpenがひらいてくれる、かもしれない未来
2011/02/02
Business Media 誠『Bluetoothで全部ワイヤレス転送! デジタルペン「airpenPocket」登場 』
airpenPocketは、ペン先に感圧スイッチの付いたデジタルペンと筆跡情報をPCやスマートフォンなどに転送するための受信ユニットのセット。紙に書いた筆跡をPC画面でリアルタイムに確認できるほか、受信ユニット内のメモリに一時保存したメモをワイヤレスで転送できる。通信距離は最大半径10メートル(障害物がない場合)。
「やっぱり書くのは紙がいい」という人は多いと思う。
会議などでメモするのは、やはり紙のほうが便利だし、タイピングだと、さっと図を描いたりできないということもある。
だから、この airpenという商品は注目だ。
転送先は、WindowsやMacなどのパソコンと、Androidのスマートフォンに対応する、ということだ。
なぜ、iPhone/iPadに対応する予定がないのか? 例によってAppleが邪魔してるのか?
と思ったら、Twitter上で「iPhoneに限らずスマートフォンへの対応は計画を進めています」という情報が出されていた。
いずれ、Apple系でも使えるようになりそうだ。
もひとつ、どうなんだろうと思うのは、受信ユニット。
小さくて邪魔にならない、とうたわれているが、逆になくしてしまいそうだ。
いざメモろうと思ったときに出てこないと、後から見つかっても使い物にならないというのが難点。
いっそ、スマートフォンやタブレット自体にこの筆跡読み取り機能を搭載してしまえないか?
ペンは筆先を切り替えて、タブレット自体へのタップも可能なようにする。
画面上に描いても、紙の上に描いても、どちらでも読み取れるようになると、これは便利ではないか?
というよりむしろ、今後のタブレットには必須の入力手段になってくるような気がする。
今年はおそらくタブレット戦争になる。
タブレットも、ビジネスユーザーなどボリュームの見込まれる顧客層に食い込んでいくことを考えるだろう。
その時にこのようなペン書き入力は、大きな武器になると思う。