平成徒然草

脳波でピアノを演奏する

2010/12/28

実のところ、私は楽器がまったく演奏できない。
できることといえば、ハーモニカで「故郷」を吹くくらいのものだ。
コンピュータを使ってMIDI打ち込みを試してみたこともあるが、キーボードが使えないので、なかなかうまくいかない。

ところで昔のSFでは、脳波で何かを制御するというアイデアはけっこう普通に使われていた。たいてい頭にヘルメットのようなものをスッポリかぶせて、脳波信号を取り出し、それで巨大ロボットだか宇宙船だかをコントロールする。

二題話のようだが、このふたつを合体させると「脳波で楽器を演奏する」という話になる。歳食っていまさら指が動かない私でも、これなら楽器を演奏できそうだ。

DTMマガジンのニュースが伝えるところ
によれば、

英国のICCMR(Interdisciplinary Centre for Computer Music Research)では脳波をパソコンで解析して、ピアノを演奏するという研究がされている。Brain-Computer Music Interfacing (BCMI)と呼ばれる技術で、物理的な問題で楽器を演奏できなくなった人にも楽器演奏の可能性を与えるほか、ゲームなどへの応用も研究されている。大雑把な仕組みは、帽子で脳波を検出し、パソコンで分析、その結果を音楽エンジンに送り、ピアノを演奏するというもの。

ICCMRというのは日本語にすると「学際的コンピュータ音楽研究所」とでもいうのだろうか。そういう研究所が存在するのだなあ。日本ではなかなか出来ない発想ではないだろうか。脳波の専門家と、コンピュータの専門家と、音楽の専門家が協力し合っているのだろう。

YouTubeで実際に演奏しているところが見られるので、このエントリの追記部分に貼っておく。

なんだか穴ぼこだらけの帽子をかぶって、念じるだけでピアノを演奏しているシーンが見られる。これなら私でも出来る…、のかもしれない。

楽器を演奏するだけでなく、頭の中にあるイメージを脳波を通して映像として出力できるようになったら面白いなあ。すごいイメージを作れる素人、なんてのが出現するんだろうか。

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