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絶版マンガに広告入れて

2010/12/08

ちょっと面白いかもしれない。

ITmedia"「ラブひな」全巻無料公開へ 赤松健氏、ネット漫画の新ビジネスに挑戦"

マンガ家が絶版漫画を無料配信し、広告収益を作者に還元するビジネスに乗り出す、という記事である。

Jコミは“絶版マンガの図書館”。スキャンされた漫画を一般ユーザーから収集し、作者の許諾を得て広告を挿入した上で、DRMフリーのPDFファイルとして無料公開、広告収益を作者に還元する。絶版漫画に限定しているため「既存の出版社とは競合しない」している。

絶版というのがミソだ。
絶版には理由があって、印刷して配本したのではもはやペイしない、ということだ。
しかし、ネットで無料配信するとなると話は変わってくる。

絶版であっても、無料なら人々の興味を十分に引きつけることができる作品が、世の中にはたくさん存在するはず。そこに広告を入れて配信することにより、収益を作者に還元できるというわけだ。

作者は絶版になってしまった作品から収入を得ることができる。絶版だから出版社の権利も侵害しない。読者は、もはや図書館などを探し回らないと読むことのできない作品を、ネットで見ることができる。

絶版というところに目をつけたのが面白い。マンガ以外の書籍などにも応用できるかもしれない。

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