iPadとMacBook Air
2010/12/06
この2つはもともと違うジャンルの製品である。
だが、奇妙にダブって見えるのは私だけだろうか。
今回発売されたMacBook AIRの最下位モデル(11.6インチ/64GB)と、iPadの最上位モデル(3G/64GB)は、どちらも8万円台。
まあ数千円のちがいはあるのだが、画面サイズも近いし、搭載メモリも同じだ。
どちらも、SSDをメインストレージにしていて、インスタントオンに近い起動の速さを売りにしている。
違いといえば、MacOS XとiOSという、オペレーティングシステムの違いが1番大きい。
このどちらを使いたくなるかは、人それぞれかもしれない。
だけど、このふたつを両方買って、両方とも持ち歩く人はほとんどいないだろう。
iPadは約700gだが、タブレットは将来的には500gを切るくらいにならないとダメではないかと思う。
片手で長時間保持するにはそれくらい軽くないとダメ。
だから現状のiPadは、重さ的にはMacBook Airの約1kgとおっつかっつに見える。
iOSの「出来ることはできるが、出来ないことは触らせない」というシンプルさを好む人は多いだろう。
それに比べてMacBook Airは結局コンピュータであり、いじりがいがある。
たとえば、このマシン上でWindowsを使うことだって出来てしまう。
iPad(最上位モデル)は3G回線を備えていて、それ自体でどこでもネット接続ができるのもメリットだ。
なぜAppleはMacBook Airに3G回線搭載モデルを設定しなかったのだろう?
孫さんにその話を持ちかけたならそれこそ喜んだだろうに。
両方買って、場面に合わせて持ち替えるという人はいそうだ。
だが、私にそんな資力はない。
さて、どちらを買おうか。
参考リンク
日経トレンディネット「11型の実力は? MacBook AirとiPad、どっちを買うべきか」