平成徒然草

Twitter上での企業広報とは

2010/12/07

実は、数日前にTwitter上でちょっと嫌な思いをした。

とある企業が広報の公式アカウントとして開設しているTwitterアカウントより、脅迫めいたダイレクトメッセージを受け取ったのだ。
内容は「これ以上当社の批判めいたツイートを続けるなら、そちらのアカウントをブロックする」というようなものだった。

ところで、私はその会社の批判をしていたわけではない。
その会社の製品について公式アカウントに質問をした。
担当者が忙しかったのか、返答はなかった。
だが私のフォロワーのひとりから「そういう質問には答えるべきだ」というようなRT(リツイート)形式のリプライがあった。
そこで「そうだよね」「黙殺するのは企業としてどうかと思う」みたいな会話に発展した。

しばらくしてから「ただいま担当者が海外出張中で確認できない」という言い訳があった。
「それならそう言ってくれ」というような返答を返したら、「広報担当が忙しい時は返答ができない」といううような内容のDMがきた。
それに続いて、上記のような脅迫めいたDMが届いた。

おそらく「黙殺」という言葉が担当者の心にひっかかったにちがいない。

ただ、それは私が言ったんじゃなくて、フォロワーの方から出た言葉なんだけどね。
RT形式で会話が続いていたので、わからなくなったのかもしれない。
フォロワーと私を取り違えていたんじゃないかとも思える。

ここで問題なのは、キレたような「続けるなら、ブロックしてやる」というDMだ。
ブロックするというのは、交信関係を絶つ、つまり相互にツイートが相手に届かないようになること。
「情報は出さないし、お前の言うことも聞かない」ってことだ。

でも、そんなものは新しいアカウントを作ればまた読めるようになる。
また、こちらがTwitter上にツイートした内容は、他の人は全部読める。

つまり、耳をふさいで、口を手で覆いながら「(∩゚д゚)アーアーきこえなーい」といっているようなもの。
何の意味もありゃしない。

何より、こうした行為は企業イメージを悪くするね。
当然私はそういう仕打ちを受けたことをネット上に公開したから。

Twitterで企業広報をやる人は、常時記者会見を開いているのだと思ってもらったほうがいい。
記者会見の席上で気に障る質問をした記者をつかまえて「これ以上嫌な質問をしたら、会見場からつまみ出すぞ」と言ってるようなものだ。

会見場から追い出すことはできても、その記者が書くことまではコントロールできない。

また今回の場合は、質問やその後に続いた対話がほんとにたいしたことない内容だった。
そんなものにいちいちキレているようでは、広報担当者としての資質を疑うね。

というわけで、担当者にTwitterアカウントをまかせている企業の広報責任者の皆さん。
担当者のツイートや、ダイレクトメッセージをチェックしていますか?

はやりのTwitterを利用したがゆえに、大きく企業イメージを損なうことになってるかもしれませんぜ。

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