コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「TAJOMARU」をみた

2010/12/07

TAJOMARU 通常版[DVD]
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アミューズソフトエンタテインメント (2010-02-19)
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おすすめ度の平均: 3.0

5 個人的にお気に入り
3 TAJOMARU
2 いまいち・・・
1 んー
4 傑作アクション

芥川龍之介の「藪の中」が原作だというのだが。
設定を借りてはいるものの、物語としてはまったくの別物である。

設定は室町時代だろう。

管領家の次男直光が小栗旬。浮浪児から拾い上げられ、管領家の息子たちと兄弟同然に育ってきた家臣桜丸が田中圭。
この桜丸が将軍足利義政の寵愛を受けたことから増長し、管領家を乗っ取ろうと長男や老臣を殺害する。
あやうく難を逃れた直光は盗賊多襄丸と遭遇してこれを殺し、その名を受け継いで盗賊の頭目となる。
この直光が兄の無念を晴らし、許嫁を取り返すために桜丸を討つというストーリー。

ストーリーは、いわゆる貴種流離譚の定番である。

小栗旬は、最初の武家貴族の息子役ははまっているが、後半の盗賊となった姿は熱演しているわりにさほど迫力がない。

直光に殺され、その名を受け継がせる先代の多襄丸を松方弘樹、盲目の将軍足利義政を萩原健一が演じているが、これらのベテランの存在感が主役を食っている。

題名をローマ字書きにしたわりに、室町時代の世界も、普通すぎておもしろくない。

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