コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「劇場版コード・ブルー ~ドクターヘリ緊急救命~」をみた

劇場版コードブルー

Amazon Primeに登場したので早速みた。

基本これは「コード・ブルー 3rdシーズン」の後日談だ。
藍沢はトロント医科大学への留学が決まって一時帰国中。
緋山も周産期医療センターへの配転が決まっている。

フェローたちも3rdシーズンで成長して、一人前とはいえないまでも、使い物にはなるようだ。
そんなところに起こる事故は、成田空港での航空機緊急着陸事故と、海ほたるでのフェリー衝突事故。

二つともそれなりに大きな事故なんだが、小さく見えてしまう。
というのは、ストーリーの主眼がその事故対応にはない。
あくまで、3rdシーズンの後日談として、翔北ドクターヘリチームのその後を描くことが主眼になっている。
ちなみに脚本は3rdシーズンと同じ安達奈緒子氏。

ちがうんだなぁ。見たかった「コードブルー」はこれじゃない。

そもそも、「コードブルー」の1stと2ndシーズンは、頻発する事故への対応と、フェローたちの成長を描くドラマだった。

でも3rdシーズンでどうやら「人間ドラマ」へと舵を切ったらしい。
「余命1ヶ月の花嫁」的なよくある病院舞台の人情話や、藤川冴島の結婚式のくだりなど、ダラダラと長ったらしい「人間ドラマ」が描かれる。その結果、クライマックスであるはずの海ほたるの事故も、なんだか小さな1エピソードに見えてしまう。

せっかく連ドラよりは予算も投入して事故シーンを作ってるんだから、そこに焦点を当ててほしかった。
緊迫感ある事故対応シーンに、軽めのエンディングで、締めてほしかった。

でも、どうやらフジテレビの主眼は「コードブルー」のセカイを閉じることにあったようだ。

私が好きだった「コードブルー」はこれじゃなかった。

 

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