「紀香・陣内結婚披露宴」をみた

5月 31, 2007 on 7:32 am | In テレビ番組評 | Comments Off

みた、といっても、阪神タイガースの連敗が止まるかどうかの試合と掛け持ちで見たので、そんなに詳しくはみていない。

5億円も結婚披露宴にかけた、と報じられている。もちろん新郎新婦の格からいっても自分たちだけで全部出せる額ではない。番組として中継した日テレがかなりの額を出しているだろう事は想像がつく。

途中、郷ひろみが登場して「お嫁サンバ」を唄うとか、新郎が苦手なピアノを特訓して新婦に歌を贈る、など演出もテレビ的そのものだった。

しかも、当日発売された新婦の著書「紀香魂」(引き出物にも含まれていた)の刊行プロモーションにもなっている。なんとなく、芸能人とはいえ、プライベートをそこまで商売ネタにするのか、という気がしないでもない。

それはともかく、披露宴そのものはさわやかで、まずまず悪い印象は受けないものだった。新郎新婦のキャラクターだろうか。

それにしても、視聴者の興味はやはり「覗きたい」ということだろうか。本来はプライベートでうかがい知ることのできない部分を覗き見できるということから、つい見てしまうのかもしれない。

「涙そうそう」をみた

5月 24, 2007 on 10:35 am | In 映画・DVD評(邦画) | Comments Off

人気の妻夫木聡、長澤まさみ主演による兄妹愛のドラマ。

涙そうそう スタンダード・エディション

飲食店を出すという夢を持ち、昼は市場の配達、夜は居酒屋で働く21歳の若者洋太郎。彼のもとに妹のカオルが出身地の島からやってきた。実は洋太郎とカオルは血のつながらない兄妹だった。しかし父が失踪し母を失ったふたりは、本当の兄妹よりも仲がいい。カオルが沖縄本土の高校に通うため、兄妹の同居生活がはじまる…。

主人公の部屋が、拾ってきたような古物であふれていることもあって、一度は昭和の時代背景かと疑った。しかし、やはり現代のようだ。それほどストレートな兄妹愛ストーリーなのだ。現代の殺伐とした人間関係とは思い切り隔たった、心温まる(そして題名通り泣かせる)ストーリーである。

ただ、後半兄妹が離れて暮らすようになってからは、やはり「涙そうそう」なエンドに持って行くためか少し不自然。同じ町に暮らしているのだから、それぞれの生活があるとは言っても、もう少し交流があるはずだろう。通い合えない理由はないのだから。週一くらいでカオルが洋太郎のもとを訪れ、つかず離れずの生活を送るのが自然だと思う。

エンドに向かって、ラス前シーケンスで突然洋太郎が発病するのも、なんだかなあ。もともと心臓が弱いとか、前半から伏線を張っておくべきだったのでは?

長澤まさみが、アイドルらしからぬ表現力を見せる。将来が楽しみかも。

ヤフー動画で阪神・ソフトバンク戦をみた

5月 24, 2007 on 6:56 am | In ネットコンテンツ評 | 2 Comments

とにかく、野球中継のいやなことは全イニングを中継してくれないことだ。
佳境に入ったところで「残念ながら放送を終了します。このゲームの結果はスポーツニュースで…」と言われるほど嫌なことはない。

そういう時、以前ならAMラジオで続きを聞くしかなかったのだが、最近はネット動画中継という手もある。
私は阪神ファンだが、セリーグよりもパリーグのほうがこの点は進んでいて、無料でネット動画中継を見ることができる試合が多い。
ちょうどセパ交流戦がはじまったばかりだが、阪神・ソフトバンクの第一戦は地上波でやっていなかった部分はヤフー動画で見ることができた。

ヤフー動画では、ソフトバンク以外に、日本ハム、楽天、ロッテの主催試合を無料で見ることができるようだ。ただし、専用のアプリケーションをインストールする必要があって、Windows以外には対応していないようだ。

見てみると、画面も大きく野球を楽しむには十分。
ただしタイムラグが大きい。
テレビ中継中にヤフー動画をみてみると、だいたい打者ひとり分くらい遅れている。単なるバッファにしては大きすぎるラグだ。
あと、接続してしばらくは画像・音声とも安定しない、2~3分間はまともに見られないので、ここぞという時には少し前から接続しておく必要があるようだ。

阪神も、主催試合の無料ネット動画中継やってくれないかなあ。

「7月24日通りのクリスマス」をみた

5月 23, 2007 on 6:59 am | In 映画・DVD評(邦画) | Comments Off

すごく乙女チックなラブストーリー。

7月24日通りのクリスマス

中谷美紀演じるサユリは、眼鏡をかけたパッとしない娘。
大学時代の演劇部でも裏方をつとめて、一度も脚光を浴びたことがない。
そんなサユリは住んでいる長崎の町を、愛読書のマンガの影響で「7月24日通り」になぞらえている。これはポルトガルのリスボンにある通りらしい。
彼女のイメージの中で、長崎はときどきリスボンの町にすりかわる。

サユリの憧れの人は、大学の先輩の聡史(大沢たかお)。
東京で照明の仕事をしている聡史が長崎に帰郷したことから、サユリの日常が変わりはじめる。

たいしたことのないストーリーなので、つい中谷美紀の演技に注目してしまう。演技力には定評のある中谷、夢想家で自分の殻に閉じこもりがちなサユリの変貌をどのように演じるか…。

しかし、なんとなく中途半端だったな…。

「オープンシーズン」をみた

5月 21, 2007 on 3:46 pm | In 映画・DVD評(洋画) | Comments Off

3DCGの動物主人公ものも、すっかりおなじみになってしまって、あんまり違和感を感じなくなっている。

オープン・シーズンコレクターズ・エディション

「オープンシーズン」というのは狩猟解禁のこと。狩猟が解禁されるとハンターの拠点になる小さな町ティンバーラインから話ははじまる。
主人公は子熊の頃に女性レンジャーのベスに拾われて育ったグリズリーのブーグ。すっかり文明生活に慣れてしまい、野生に戻れないでいるクマだ。
このブーグが、ハンターに捕らわれた野生の鹿エリオットを助けたことから町を追われ、野生の土地に戻されることからはじまる騒動を描く。
さて、ブーグは野生に戻れるのだろうか?

狩猟シーズンがはじまる、というタイトルにもかかわらず、どちらかというとそれはそっちのけ(最後にはハンターを追い払って、野生の動物が勝利するという定石どおりの展開ではあるが)。
定石といえば、定石どおり最後にはブーグは文明に返ることを否定して、野生の土地に留まる決意をするのだが、そこらあたりの心変わりがもうひとつ納得いかない感じ。
大人も楽しめる作品だとは思うんだが、やはり子ども向けなのかな。

ビデオカメラ「撮るだけの時代は終わり」

5月 14, 2007 on 3:19 pm | In 映像文化を語ってみる | Comments Off

CNET JAPANに興味深い調査結果が載っている。
ビデオカメラ「撮るだけ」の時代は終わり–撮影後の映像編集に前向きな意向あり」と題した記事だ。

 また、6割の人が撮影した映像の編集について前向きな意向を示しており、特に男性ではその割合は7割近くに至り、撮影したあとの映像加工を楽しみたい人が広がっている。

家庭用ビデオカメラの画質向上や、パソコンによる映像編集が身近になったことで、映像を編集してみたいと思う人が多くなった、という調査結果だ。

ただ残念なことに、実経験で「ビデオ編集をしたことがある」という人の割合は調査されていない。たぶん、この数字を出したら、意向の約6割よりは相当下がるのではないだろうかと思う。

「やってみたい」は高いが、「実際やってみた」はそんなに高くないのではないだろうか。

何より、世の中に映像づくりについての情報が少ない。編集ソフトの使い方の本は載っているが、何をどう編集すべきかという本(それもホームビデオユーザーを対象とした本)はほとんどない。

Web情報なども手薄だし、そもそも作った作品をどうすべきかについて、動画投稿サイトなど以外には簡単に発表したり、広く人に見せる手段はまだ多くない。

このあたり、ユーザーの意識に、まだ世のサービスが追いついていない状況が見てとれる。ビジネスチャンスがあると思うのだが。

「ふるさと納税」は地方格差を是正するか

5月 11, 2007 on 9:22 am | In 平成徒然草 | Comments Off

自民党が「ふるさと納税」なるものを検討しているらしい。
これは、在住地以外の土地に個人住民税の一部を納めることができるというシステムだという。
つまり、地方出身の都会住民が自分の出身地に税金の一部を渡すことができるわけだ。

一見、地方格差是正のよい手段のような気がするが、はたしてそうだろうか。
便利の良い都会に住みながら、故郷にも税金の一部を納めることで、罪滅ぼしをした気になれるシステムのような気がする。

地方の自治体としては、どんどん過疎が進みながら税収だけはある程度あがるというわけだ。なんとなく本末転倒な気がしないか?
都会から住民を地方に移動させるような方向に進めないと、地方格差は結局埋まらない。

大都会に住む住民には「都会税」というものを課したらよい。
都会の便利さを享受するためには、それなりの負担がかかる、というシステム。
都会税は全額地方格差を埋めるために使う。地方産業の活性化などだ。

それでも都会がよい、という人は負担を承知で都会に住めばいいわけだ。

お笑い芸人知事

5月 10, 2007 on 8:46 am | In 平成徒然草 | Comments Off

元大阪府知事の横山ノックが亡くなり、就任後かなり経つにもかかわらず東国原宮崎県知事はあいかわらずテレビに登場している。

このふたり(元東京都知事の故青島幸男も含めてもいいが)のちがいは何だろうと考えてみる。ノック氏は参議院議員を経て知事になり、東氏は芸人をやめてすぐに知事になった。政治経験はまるきり違う。

だが私は大阪府民として、ノック知事が何をしたかまるきり覚えていない。
知事としての手腕がどうだったかも記憶にない。
すくなくとも一期四年はちゃんとつとめていたはずだが。

いっぽう東国原知事は、すくなくとも宮崎県のPRマンとしての手腕はたいしたものだ。
一県知事がこれだけテレビに出続けることは、タレント知事といわれた田中康夫元長野県知事でもなかった現象だ
PR予算に換算したら膨大な広告宣伝費を宮崎県に節約させたことにはなる。

思うに、ノック氏は知事に就任するずっと前からお笑い芸人であることをやめていた。一方、東氏はお笑い芸人のまま知事になった。(名目上は選挙出馬の段階で引退したというが、意識は何も変わっていない)

実際、タレント時代よりテレビの画面に登場する回数はずっと増えたはずだ。

今までタレント・有名人が選挙に出馬するとき、選挙戦は有利になったが、逆に就任後はそれゆえに叩かれることも多かった。ところが東知事を叩くメディアが今はほとんどいなくなっている。それはなぜか。

タレントが知事になったのではなく、知事という職にある人物がタレントをやっているのだ。
県のため、という大義名分もあり、実際に経済効果も生んでいる。
これでは批判のしようがない。
こういう知事もいたっていいじゃないか、ということになってしまう。

そのまんま東(一代目)はパッとしないタレントだった。
だが今の東国原知事はタレントとしておいしい人物だ。
だからテレビが注目する。というだけのことだろう。

問題は、この現象がいつまで続くか、だが。
たぶんテレビに登場しなくなったら、東国原知事は批判の嵐にさらされるような気がする。

YouTubeが広告収入を投稿者に配分。しかし…

5月 7, 2007 on 3:41 pm | In ネットと映像の関係論 | Comments Off

とうとう、YouTubeもやらざるをえなくなったようだ。

CNET JAPANが伝えるところ
によると、

 Google傘下のYouTubeは米国時間5月3日、個人投稿者のビデオに関連して発生した広告収入の分配金を用意する予定であると、ブログで発表した。

 しかし、同社のポリシーはすべての人を対象としていない。

 投稿者全員に広告収入を分配しているビデオ共有サイトRevverとは違い、YouTubeのパートナーシップ契約では、同社が重要だと認める人気投稿者、つまり「売れっ子」だけが対象となる。

「同社が重要だと認める人気投稿者」というところが重要だ。
要するにアクセス数を稼ぐような話題性のある作品を作れる者だけが、おこぼれにあずかれる。

YouTubeは、Googleから高額な買収を受けたが、それに比例するほどの利益を上げてはいない。今回のこの決定も、わずかな利益をさらに減らすことだから、本当はやりたくないに違いない。

YouTubeも追い込まれているようだ。

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