年内は本日閉店
12月 27, 2006 on 5:58 pm | In 映像文化を語ってみる | Comments Off2006年、映像方面にドラスティックな動きがはじまった年だったと思う。
YouTubeの台頭ひとつとっても、一概には整理できない大きな影響がある。一過性のもの、と位置づける人もいるが、いやいやどうして、2007年もこの動きは加速していくような気がしている。
わけわからなくなるほど、ビデオカメラのバリエーションが増えた年でもあった。今後の主流がまったく見えないというのも、新鮮ではあるが不安でもある。
それ以外にもたくさんの出来事があった。年末年始はこのブログに書いたことを読み返して、新しい年に起こるはずの出来事を初夢にみよう。
「のだめカンタービレ」最終回をみた
12月 26, 2006 on 8:56 am | In テレビ番組評 | Comments Offすんません。原作は読んでいません。
マンガが原作だから、マンガチックにすればいいというものでもないと思う。
この作品、もうちょっとテンションを落としたほうがいいドラマになったと思うんだが。
中でも一番違和感が目立ったのは、シュトレーゼマンを演じた竹中直人。外国人を日本人が演じているのだから、違和感あって当然だが。竹中は、得難い役者だというのはわかるが、はっきり言って出過ぎ。それも全部クセの強い役で出るから、本人もちゃんと役作りできていないんじゃないか?
実質、このドラマは玉木宏主演だったな。上野樹里演じるのだめがもうちょっと前に出てきたほうが、私はよかったのではないかと思っていたのだが、やはりちょっと役者不足だろうか。
いや、樹里自身はいい素材だと思う。だが、まだ月9の主役として存在感を発揮するところまで成長しきってない。それを言えば玉木だってそうだ。その結果、なんだか脇役まで含めてキャラクターを主張しすぎ、ドガチャカしたドラマになっていた。ま、マンガだからね、と制作者自身が言い訳しながら作ってる感じ。
クラシック音楽という一般的にはあまり馴染みのないジャンルをとりあげたのは素晴らしいのだけれど、音の聞こえてこないマンガと音がもろ聞こえてしまうドラマはやはり音楽の扱い方がちがわなければいけないと思う。
音楽に対する登場人物たちの情熱とか思いとかが、もひとつ伝わってこなかったんだよなあ。
「DAVICS2 映像つくるヒトのSNS」オープン!
12月 25, 2006 on 12:00 am | In ご案内 | Comments Off12/25、本日オープンにこぎつけました。テスト運用中に約150名のメンバーに登録していただき、コミュニケーションもはじまってます。
ここ数年で映像づくりの状況は劇的に変わりました。プロやセミプロだけでなく、普通の人が普通に映像をつくりコミュニケーションする時代です。「映像づくりについての知識とノウハウを共有しよう」というのが「DAVICS2 映像つくるヒトのSNS」の理念です。
mixiがさまざまな人種を抱えた巨大都市とすると、 DAVICS2は同じ興味を持った人々が仲良く過ごす小さくて居心地のいいリゾートタウンをめざします。プロフェッショナルもアマチュアも、映像づくりがはじめての人も「映像をつくる」という興味を持っている方は誰でも歓迎です。
実のところ、すごいプロモーションもしてないのに、これほどのメンバーに集まってもらえるとは思っていなかった。しかも、クローズドで内部の見えないSNSなのだが、登録後脱退していった人がほとんどいない。ということは、なにがしかの期待感を持ってくれているのだろう。
私としては、このブログで語ってきたような映像文化への視点を、このSNSでのコミュニケーションの中で実現していけるといいなあ、と思っている。
たとえばはじめて楽器を買ったとする。そうしたら、すぐには使いこなせないので、教科書を買ったり音楽教室などに通ったりするだろう。ところが、ビデオカメラを買っても、すぐにカルチャースクールの映像教室に行ったりする人はまれだと思う。とりあえずマニュアルはついているが、それはカメラの操作についてのマニュアルであって、映像のつくり方に関するマニュアルではない。
こういうSNSがその映像教室の代わりになるといいな、と思っている。ビデオカメラを買うと、映像つくるヒトのSNSの招待状がついてくる、みたいな。単にコミュニケーションを楽しむのではなく、お互いに知識やノウハウを交換し合ってよりよい映像生活をつづけるためのひとつのきっかけとして。
もちろん、プロにとってはより切実な困ったときの駆け込み寺、あるいはビジネス的出会い系にもなってほしい。
いろいろな問題もかかえつつの船出だが、とりあえずは空船でなくてよかった。
北斗乳拳
12月 22, 2006 on 1:25 pm | In 平成徒然草 | 2 Comments最近まあ、日本語のスパムメールの多いこと。
たいていセックスレスの人妻がどうとか、女名前で会ってくれとか、この世の中に存在しないような事柄を書いてある。スパムフィルタを二重に仕掛けてはあるが、ローマ字圏で作られたスパムフィルタには日本語の認識が困難なのだろうか、けっこうな数がメールボックスまで届く。
今日届いたスパムは、久々に笑わせてくれるものだったので紹介しよう。
その昔…、中国より伝わる恐るべき破廉恥拳法があった。その名を北斗乳拳!
「お前はもう、イっている…」みいなの性の奥義は北斗百突拳、北斗極上尺八拳・・・
をはじめとする一突昇天の乳拳法!続きは…http://www.hogehoge.comで
性生活向上委員会
これ書いたあなた。名乗り出てきなさい。あなただけは許してあげよう。
スパムライターにしておくのは惜しい。コント作家かなんかをめざしなさい。
しかしGmailのスパムフィルタって強力だね。
日本語のこうしたスパムメールをかなりのところまでカットしてくれる。
IMAPが使えると、最強なんだけどなあ。
(追記)
※これ書いた後、同文のスパムが三回くらい届いた。
一回目は笑えても、次からは笑えんぞ。
フィギュアスケートって…
12月 21, 2006 on 12:00 am | In 平成徒然草 | Comments Off「フィギュアスケート・グランプリファイナル」のエキジビションをみて思ったんだが…。
フィギュアスケートって、なぜ競技でなければいけないんだろう?
なぜ得点で競わなければならないんだろう?
なぜ氷の上のダンスではいけないんだろう?
誰もクラシックバレエを競技にして、得点制にして、オリンピックに出そうとは思わない。ふたりのプリマドンナのどちらが優れた演技をしたかを、数値にして比較しようとは思わない。競演はあっても、競争はない。
フィギュアスケートの選手は、自分が得点を競わなければならないことが、幸運だと思っているのか、不幸だと思っているのか? シンクロナイズド・スイミングだってそうだ。
荒川静香がプロスケーターに転向した理由は、マネーばかりではなかったような気がする。
23団体連合軍に対するYouTubeの回答
12月 20, 2006 on 12:00 am | In ネットと映像の関係論 | Comments Off「YouTube対23団体連合軍」というエントリで書いた、日本のコンテンツ権利者23団体からの要望書にYouTubeが回答書を出したようだ。
RBB Todayが伝えるところによれば
回答内で、YouTubeは上級者を来日させて、日本でのビジネス展開のための話し合いを希望している。ただし、話し合いの具体的な日程については、同社は少人数運営のため日程調整の猶予が欲しいとした。
これで思い出すのは、六カ国協議ではないか。
北朝鮮は話し合う用意がある、といいつつ、時間稼ぎのために協議を引き延ばす作戦を何度もとった。同じようにYouTubeは、話し合おう、そのために時間をくれと言っている。
IT企業なのだ。BBSであれ、チャットであれ、Skypeであれ、面と向かわなくても協議くらいできることくらい百も承知だ。膝詰めで話をしたがる日本のえらいさんの性質をよく知っているのかもしれない。
つまり、YouTubeは時間稼ぎに出た。
また、著作権侵害防止の暫定措置については、著作権の尊重に関する注意事項を日本のユーザ向けに日本語で掲載する用意があること、利用者認定のさらなる改善、著作権侵害による削除を求める簡易ツールの提供などが提案された。
日本語での注意書きは載せるだろうと思っていた。
利用者認定のさらなる改善、というのはいわゆる玉虫語だ。
具体案が示されなければ何の意味もないわけだ。
どんな改善を提案するのか、興味がある。たとえ本名・住所の入力を求めたところで、そんなものはいくらでも偽りの情報を入力できる。
それを防ぐのは、それこそクレジットカード情報でも入力させないと無理だ(そしてYouTubeはそんなことを求めるつもりはない)ということを23団体のえらいさんは理解しているのだろうか?
削除を求める簡易ツールというのは、そんなにすばやい削除がしたければ自分でおやりなさい、ということだろう。削除にかける手間まで団体側に押しつけてきたわけだ。
また、同社はこれまでも著作権侵害を含む利用規約違反を繰り返す利用者のアカウントは削除するなど著作権侵害防止に努めていたことが強調された。
ちゃんとやってるじゃないですか、と言いたいわけだ。
だけど、アカウントなんかいくらでも取り直せることも事実だ。
第一ラウンドはYouTubeの1ポイントリードだと私は思う。
さて、幹部が来日しての第二ラウンドははたしてどうなるか?
烏合の衆の23団体は、どう出るのか?
2006パーソン・オブ・ザ・イヤーはあなた
12月 19, 2006 on 12:00 am | In コンテンツの育て方 | Comments Off洒落がきいている。
米タイム誌の12月25日号の表紙はパソコンの画面が描かれていて、ディスプレイのところは鏡だ。覗き込むと自分の顔が映る。
なぜそんな表紙かというと、これは恒例のパーソン・オブ・ザ・イヤーの発表号だからだ。通例、表紙にその年のパーソン・オブ・ザ・イヤーの顔が載る。
IBタイムズが伝えるところによれば、
新たなデジタル時代の民主主義者として、米タイム誌はパーソンオブザイヤーに「あなた」を選出した。今年度タイム誌編集長に就任したリチャード・ステンゲル氏によると、2006年度のパーソンオブザイヤーはウェブ上のコンテンツを製作した「あなた」ひとりひとりであるという。
ステンゲル編集長は今年の「パーソンオブザイヤー」選出に関して、「我々は今生じているインターネットの世界の現象に特に影響を与えている特定個人は存在しないと感じた」と述べた。現在メディアのプロではなく、不特定個人が独自の文章・写真・動画などオリジナルコンテンツをウェブ上で配信しており、今までの時代とは異なり、極一部の有名人ではなく、不特定多数のインターネットユーザーらが大衆へ影響力をもつようになってきている。
つまり、表紙を覗き込んだあなた、鏡に映ったあなたが”今年の人”だということだ。
日本のマスコミには、まったくない発想だろう。ちなみに、上の記事では
「パーソンオブザイヤー」に特定個人以外が選出されたのは、今年が初めてではなく、1966年には「25歳以下の人」、1975年には「米国女性」、1982年には「コンピュータ」が選出されている。
個人の発信力が今年ほどクローズアップされた年はない、タイム誌はそう言いたかったのだろう。
膨大な個人発信のカオスが地球を覆いつつある。このまま進んだら、10年後私たちはいったい”誰を”その年の顔に選ぶのだろう。
「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」をみた
12月 18, 2006 on 12:00 am | In 映画・DVD評(洋画) | Comments Offなんで「カリブ海の海賊 死者の宝箱」ではいけないわけ?
映画会社には日本語のわかるヒトがいないのか?
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前作「呪われた海賊」の後日談である。
前作でブラックパール号を取り戻し、海賊船長の地位に返り咲いたジャック・スパロウのその後の活躍を描く。…というわりには、前作ほどの活躍ぶりを感じない。むしろ、人を言いくるめて冒険させて、自分は陰から覗いており、隙あらば宝をかっさらって逃げよう、という感じかな。
そのかわりに、ウィル・ターナーとエリザベス・スワンのカップルが活躍する。うーん、このふたりってカタギだったはずなんだが。
敵は前作とはまた違う別バージョンの呪われた海賊たち。全員幽霊船(なんと潜航することができる海賊潜水艦だ)で働くうちに化け物化している。その首領がデイビィ・ジョーンズ船長だ。ロードショー時のCMで異様な存在感をはなっていた頭がタコの男。
しかも、前作のヒットで思い切り予算がついたんだろう。巨大なタコ怪獣クラーケンまで登場する。はっきり言ってこの怪獣は余計だと思ったんだが。
前作は一作完結とみなせる作品だったが、この続編は最初から二部構成の前半にすぎない。完全に後編へと続くオチになっていた。
ディズニー作品だが、それにしてはけっこう陰惨な話やなあ。
mixi、来年3月までに動画投稿機能
12月 15, 2006 on 4:07 pm | In ネットと映像の関係論 | Comments Offmixiには私も入っている( http://mixi.jp/show_profile.pl?id=2192972 )が、さして言うほどの活動はしていない。時々、参加しているコミュニティでコメントをつけたりしている程度だ。
毎日新聞msnニュースが伝えるところによると、
インターネットで会員同士が交流するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手「ミクシィ」の笠原健治社長は、毎日新聞のインタビューに応じ、動画投稿機能を、07年3月までに導入する方針を明らかにした。笠原社長は「写真だけでなく、動画を使ったコミュニケーションが一般化し、必須になった。サイト内で動画投稿を幅広く使えるようにしたい」と述べた。
おそらく、MySpaceとYouTubeの圧力に応じるかたちで仕方がなく導入するものだと思う。すでに700万に迫る勢いのユーザーがいるmixiで、ユーザーが一斉に動画を使い始めたら…。笠原社長は胃が痛いのではないか?
ただ、巨大SNSとはいえクローズドなmixiの中でしか見られない動画と、どこからでも見られるYouTubeの動画は、やはりどこか違うように使われるだろう。ちょっと興味深い。
ちなみに私が今テスト運営中の「DAVICS2 映像つくるヒトのSNS」では、YouTubeはじめ外部の動画投稿サイトを利用する。YouTubeやワッチミー!TVなど一部の動画サイトのコンテンツは、URLを日記やトピックに記述するだけで貼り込まれるというOpenPNEの機能を利用していて、すごく快適である。
Dailymotionが日本語化
12月 15, 2006 on 12:00 am | In ネットと映像の関係論 | Comments Offこんなに動画投稿・共有サイトがあったのか、とびっくりするほどの数がある。YouTubeの成功を見て、やはり雨後の筍のごとく出てきたのだなあ。
ITmediaが伝えるところによれば、
Flashビデオを使った「YouTubeタイプ」の動画共有サイト、仏Dailymotionのメニューが日本語化された。これまでも一部のメニューは日本語化されていたが、今回はトップページも全面的に日本語対応している。
見たが、たしかにトップページは日本語ばかりで、一見日本のサイトにさえ見える。もっとも記事によると、まだ日本語化は完全とはいえないみたいだが。
フランスのサイトが日本語対応するあたり、いかにこの種のソフトに対する日本のユーザーが多いかを物語っているようだ。ひとつには、日本のユーザーがアップするアニメやテレビ番組などの膨大なコンテンツを期待しているのかも。YouTubeはまだ日本語の表示というのはないみたいだし。
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