NTTの「うごうごブログ」
9月 29, 2006 on 3:01 pm | In コンテンツの育て方 | Comments Offアニメーションというと作るのが大変そうだが、要は「動く絵」なのである。
NTT(持ち株)は27日、アニメーションを設定できるイラストを作成・投稿できるブログ「うごうごブログ」のトライアルを10月2日より開始すると発表した。トライアルには無料で参加できる。
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うごうごブログは、Javaを利用してブラウザ上でイラストの描写とアニメーション設定を行ない、Flash形式に自動変換して公開できるブログ。対応ブラウザは限定していないが、イラスト投稿時にはJavaアプレットが、閲覧時にはFlash Playerが必要となる。
ブログに絵をつけるという発想は「絵日記」そのものだ。
実際、子どもに毎日あった出来事を描かせてみると、結構熱中しそうだ。
反面、かちっとした絵を描くには向いていない。
おおざっぱに楽しんで描くぶんにはいいかもしれない。
インフラを必要としない放送局
9月 28, 2006 on 12:35 pm | In ネットと映像の関係論 | 1 Comment私には、YouTubeに代表される動画投稿・共有サイトが、将来的には放送ビジネスを変えるだろう、という直感がある。だから、このブログでも積極的にそのニュースをとらえてきた。
放送ビジネスというのは、インフラ整備にすごく金のかかる事業であり、しかも許認可事業である。IP網を利用するインターネット放送局なら、比較的インフラ投資が少なくても放送が可能になる、という説がある。しかし、サーバを設置したり、ストリーミング用のソフトを稼働させると、それなりのコストはかかるのである。
ところが、動画投稿・共有サイトがこのままユーザーを増やしていけば、そうしたコストはまったく不要になってしまう。たとえ個人でも、要はコンテンツを制作する腕だけあれば、あとはサイトにアップロードさえすればいい。
ポータルが必要であれば、自分でブログなどを利用して作成し、エンベッド・タグを貼り込めばいいわけだ。ブログも多くは無料で作成できる。このブログのように固有ドメインを使いたければ、多少の費用は必要だがタカが知れている。
後は費用回収だが、これも一部の動画投稿サイトではじまっている。これだけ林立してくると、すぐれたコンテンツを集めるために、アクセスを集めたコンテンツの作者にペイバックする仕組みは、早々に確立するだろうと思う。
要するに、これで放送というものの概念が変わってくるのだと思う。だからこそ、東京MXのように動画投稿サイトに自らの番組を提供したり、フジ、日テレのように自前で動画投稿サイトを運営しようと考える放送局が出てきているのだ。
小判鮫ビジネスというか、こうした動画投稿サイトにぶらさがってビジネスチャンスを拾うビジネスモデルを考えている。思いついたら発表するかもしれないが、発表しないで実践するかもしれない。
「Ns’あおい スペシャル」をみた
9月 27, 2006 on 8:22 am | In テレビ番組評 | Comments Off今年の冬シーズンに放映された連ドラのスペシャル版。
石原さとみ演じる若いナースを中心に、医療現場での出来事を描く。
最近のテレビドラマは、ほとんどがワンクールものだ。昔のように長期間にわたって断続的にでも続いているのは「水戸黄門」と「渡る世間に…」くらいのものか。
良きにつけ悪しきにつけ、ワンクールで終わってしまうので、強い印象を残せない。昔は何年にもわたって放映されたドラマが多かったと思うんだが、それだけのパワーを持ったドラマを企画しえないということは、テレビ局の能力が落ちたのか、視聴者が変わったのか。
アメリカのドラマなどは、「24」などのように、半年放映、半年休んで、新シーズン放映、というのが定石のようだ。日本でも、それくらいのスパンでドラマづくりが出来るといいと思うんだけどね。
その中でも医療現場ものはリピート率が高いように思う。「ナースのお仕事」「ナースマン」「救命病棟24時」「Dr.コトー診療所」などがすぐに思い浮かぶ。
今回スペシャルが企画されたということは、新シーズンへの布石なのだろうか? 前シーズンの視聴率がどうだったのか知らないが、そんなにインパクトは強くなかったような気がする。「ナースのお仕事」みたいにコミカルでもなく、「救命病棟24時」みたいに激マジでもない。どちらにも触れる中間のドラマづくり。
主演の石原さとみは、20歳前後の若手女優全盛の今としては、二位グループに位置している。新シーズンがあるのであれば、できればもうひとり若手で注目度のある役者を相手役として配置したいところだ。
たとえばイケメンの研修医が桜川病院にやってくる。あおいとなんとなく反発しながら、恋の予感もある、なんてのはどうだろう? 当てる役者としては、妻夫木は出過ぎだから、小栗旬あたりだろうか?
日テレも動画投稿サイト
9月 26, 2006 on 9:01 am | In ネットと映像の関係論 | Comments Offなだれを打つように、動画投稿サイトが増えていく。
日本テレビ放送網は9月25日、動画サイト「第2日本テレビ」で、ユーザーが投稿した動画を公開するサービスを11月上旬に始めると発表した。
(…)
テレビ番組と連動して「お題」を出したり、優秀作を番組で紹介するなどし、一定のテーマに沿った、エンターテインメント性の高い内容にする。お題は、10月4日スタートの新番組「でじたるのバカ2」で募集する。投稿された動画は、同社スタッフがチェックしてから公開することで、著作権侵害や公序良俗に反するコンテンツが掲載されないようにする。
第2日本テレビといえば、「電波少年」のT部長こと、土屋氏がやってるはず。
フジテレビの「ワッチミー!TV」に続いて、日テレも動画投稿サイトに手を出した。番組と連動させる発想は、テレビ屋としてむしろ当然で、独立しているかのように見える「ワッチミー」のほうが奇異に見える。
テレビ局が他人のふんどしで相撲を取りたがる癖は今にはじまったことではないが、どのように番組と連動させるのか、お手並み拝見といったところかな。
Apple iTV出現にみる視聴姿勢
9月 25, 2006 on 11:08 am | In ネットと映像の関係論 | Comments OffAppleが来年にiTVと称する製品を登場させるらしい。
リンクした記事ではセットトップボックスと表現されているが、要するにテレビとコンピュータ(Mac)をリンクさせる装置である。
YouTubeなどのコマ切れ動画は別として、映画のような長時間のコンテンツを視聴させるには、やはりコンピュータの画面はつらい。よほど座り心地のよい椅子でもあれば別だが、デスクに向かって2時間以上の動画を見る気には、私はならない。やはり、ソファなどにふんぞり返って、時には横になった姿勢で、見るためにはリビング(あるいはパーソナルルーム)のテレビが一番なのだ。
だからダウンロードにせよ、ストリーミングにせよ、映画的なコンテンツをネットワークで視聴させるには、テレビに接続するセットトップボックス的な装置は不可欠だと思っていた。
今回、AppleがiTVを予告したのも、iTunes Storeで(米国内にかぎってだが)映画コンテンツのダウンロード販売を開始するための、布石といえる。従来、将来的な製品登場を予告することはほとんどしてこなかったAppleにしては珍しい戦略であるが、リビングのテレビと、デスク上のMacをリンクすることが、Appleの戦略として重要だと判断したからこそ、従来にない予告発表に踏み切ったのだろう。
他のメーカーがこれをどう受け止めているか、興味深いところだ。
「スキージャンプ・ペア Road to TORINO 2006」をみた
9月 22, 2006 on 12:00 am | In 映画・DVD評(邦画) | Comments Offスキージャンプ・ペアとは、二人で一組のスキーを使ってジャンプする架空の競技である。
もともとは、この映画でも総監督をつとめる真島理一郎氏がデジハリの卒業制作として作ったCGであり、ふたりのジャンパーが空中で行なう技のアホらしさを見せるネタ集的なもので、特にストーリーはない。
この映画は、そのスキージャンプ・ペアの誕生からトリノオリンピックに正式競技として採用されるまでのドキュメントということになっている。谷原章介がナビゲーターをつとめるNHKのドキュメント番組(二部構成)と、トリノの決勝中継で構成される。競技風景はオリジナル作品どおりCGであり、その他はきわめてリアルなドキュメントとして作られている。
架空ドキュメントという形式そのものは結構昔からあるスタイルだし、珍しくはない。
ただまあ、CGのスキージャンプ・ペア競技風景が登場するまでが長い。こちらはもう最初からそれを見るつもりで見ているので、退屈してしまう。ドキュメントを模しているので、それこそ淡々とスキージャンプ・ペア競技の誕生から五輪正式競技化までを描いていくのだが、それが実に面白くない。
ドキュメントというのは、それはフィクションに比してシーンごとのアピール度の面からいうと、おもしろくはないのが普通だ。それを見ていけるというのは、それが事実であり、その事実について知りたいという欲求が視聴者の側にあるからだろう。
ドキュメントを真似る手法は、作り手の側に相当センスがないと、難しいものだなと思った。
空から見る見る
9月 21, 2006 on 9:45 am | In 平成徒然草 | Comments Off昨日のエントリが重たかったので、今日は軽い話題にする。
「百式」というのは毎日ひとつ海外の面白いサービスや商品を紹介してくれるサイトで、何度かここの記事を紹介している。
「外国で発想」という記事で紹介されているのが、これだ。
このサイトでは広大な農地を管理するためのリモコン飛行機とソフトウェアを販売している。
このリモコン飛行機、GPSとカメラを搭載しており、しかもオートパイロットで自分の農地を上空から撮影してくれる。そうして撮影したデータを専用のソフトウェアに取り込めば、あっというまに自分の農地の現状を把握できるというわけだ。
たしかに農地監視用の飛行機のようだが、別に撮影対象は農地でなくてもいいんじゃない? どれくらいの画質のカメラを積んでいるか知らないが、これを使うと気軽に空撮ができそうである。
しかもGPSを搭載しているというのがいい。GPSで撮影対象の座標を指定しておくと、勝手にとんでってグルッと一回り撮影して帰ってきてくれると、楽でいいんじゃないか。
動画関係ニュースもろもろ
9月 20, 2006 on 8:57 am | In ネットと映像の関係論 | Comments Off今週も動画投稿・共有サイト関係のニュースは絶えることがない。
MYCOMジャーナルが伝えるところによると、
米Microsoftは9月18日(米国時間)、ユーザー投稿型の動画サービス「Soapbox on MSN Video」のベータテスト開始を発表した。個人が作成した動画を手軽に投稿・共有できるコミュニティ向けの動画サービスで、正式版はMSN Videoで提供される。Windows Live SpacesやWindows Live Messengerなど、同社の様々なオンラインサービスにも統合されるという。
Soapbox on MSN Videoは、ユーザーにシンプルで使いやすい操作性を提供する。MPEG-1/2/4やWMVのほか、AVI、ASF、MOV、3GPP、DV Flash、H.264など、主要な動画形式をサポート。ユーザーはシングルステップで動画を投稿でき、サーバー側でSoapboxに適した形に処理される。
マイクロソフトはOS、アプリケーションソフト中心の業態に行き詰まりを感じ、Webベースのサービス提供企業への転換を探っている、という。その一環として、動画サービスの提供も行うということなのだろう。
興味が持たれるのは、WindowsとこうしたWeb系サービスとの連携で、ローカルでの動画作成がシームレスにWebサービスと繋がっていくようなかたちを作りうるかどうか、である。
CNET JAPANが伝えるところによると、
これまで著作権侵害のおそれやそこから生じるビジネスモデルの不在(広告収入をあてにしにくい)という問題を抱えつつ、テレビ番組や人気タレントのプロモーションなどさまざまな試みを続けてきたYouTubeだが、同社はこのほどWarner Musicと提携し、同レーベルが権利を保有する音楽ビデオを無料で配信することになった。(…)さらに、この提携で「YouTubeのユーザーはビデオを投稿する際に 、Warnerの所有する楽曲を合法的に利用できるようになる。」(TechCrunch)という。
TechCrunchによると、この提携成立の背景には、YouTubeが「投稿(ビデオ)作品中に著作権の設定された音楽が存在することを自動的に探知する技術を開発した」という要因があり、それによって「Warnerは(ユーザーの投稿した)ビデオのアップロードを許可するか拒否するかを選択できるようになる」ほか、「(YouTubeから)Warnerに支払うべき著作権料も自動的に計算される」ようになるという。
著作権ホルダーであるレコード会社や映画会社も、もう動画投稿・共有サイトを無視できなくなってきている。無視や敵視ではなく、一歩進んだスタンスで、共存・共栄をはかっていく術を探っているようだ。
そこに「著作権の設定された音楽が存在することを自動的に探知する技術」というのが登場する。まあ、本当は映像に関しても同じような技術の登場が待たれるところだが、まずは開発しやすい音楽に関する探知技術を設定し、レコード会社系などに歩み寄りたいというYouTubeの生き残り戦術がかいま見える。
この技術って、たとえば既存曲を自分でカバーしたり、編曲したりしても探知できるのだろうか? だとしたらすごいな。
AOLは、より多くの人のWebサイトやブログに同社のサービスを利用してもらうべく、映像検索エンジンを開発者向けに公開した。
Time Warner傘下のAOLは米国時間9月18日、映像検索アプリケーションを構築するためのAPI群を発表した。APIには、高度キーワード検索、タギング、レーティング、RSS、ブログやソーシャルネットワークで映像を共有するためのサポート機能などを含む、いくつかの機能が提供されている。
そう、おそらくは動画サービスが今よりも一般的になっていく過程で、必要不可欠なものが動画検索なのである。
Googleが我々のWebライフの上に及ぼした影響を考えてもわかるとおり、見たい動画に辿り着くためのステップ数が短縮されるほど、ユーザー数も増えるし、利便性も上がる。各サービスに分断されている動画を横断的に探すための検索が実用化されることは今後の展開に極めて重要な役割を持っているのだ。
ちょっとニュースを覗いてみただけで、これだけ数多くの話題が散見されるこの分野というのは、たしかに今いちばんビビッドに動いている分野だといえるだろう。
解像度を上げる技術
9月 19, 2006 on 8:26 am | In 映像表現の研究 | Comments Offスパイ映画、あるいは警察ものの映画などの一シーン。
監視カメラなどの映像を大勢で再生している。
「おっ、そこでストップ」
「拡大してくれ」
画像が拡大されるが、モザイクのような四角い画素が目立つ粗い画像になるだけだ。
それは当然。ビデオはフィルムとは違ってぎりぎりの解像度しかないので、拡大すれば画素も拡大されてモザイク状となる。
ところが、映画ではそのモザイクばりばりの画像が次第に高解像度化されて、鮮明な画像となり、点のように映っていたはずの人物の顔まで明らかになるのだ。
「んな、アホなっ!」
これまでならそうツッコんでいた。
ところがこれからはそうでもないらしい。
毎日海外の新サービスや商品を紹介してくれる百式というサイトの「コンテンツアップ」という記事によると、
MotionDSPでは携帯電話などで撮った解像度の低い映像を補正して、しっかりしたものに作り直してくれる。
もともと軍事用の技術を応用したものらしい。サイトにはデモがいくつか掲載されているので是非見て欲しい。驚きの技術だ。
これを見ると、さすがに映画のように鮮明にはならないものの、たしかにモザイクに隠れて見えなかった細かい文字などが読めるようになる様がデモされている。
うーむ。映画のウソが事実になる時代なのか。
「釣りバカ日誌スペシャル」をみた
9月 15, 2006 on 7:25 am | In 映画・DVD評(邦画) | Comments Offご存じハマちゃんスーさんの釣りバカ日誌シリーズが、併映作品から一本立ちになったのを記念した作品。といっても、特にスペシャルらしい企画は何もなく、7作目に当たる。
ハマちゃんの恋女房みち子さんを石田えりが演じた最後の作品。天然風の浅田美代子みち子さんより、肉感的な石田えりみち子さんのほうが、私は好きである。
ハマちゃんの直属上司である佐々木課長(谷啓)の娘(富田靖子)に縁談が舞い込んだ。その相手は社長であるスーさんの親友の息子。なんと電車の中で見染めるという今時中学生でもないような展開。しかし彼女には、高校時代から彼女を慕う同級生がいた…。
…という前半と、後半はみち子さんとスーさんの不倫疑惑から、みち子さんが里帰りしてしまい、ハマちゃんが追っていくハナシになる。例によって、前半と後半が水と油。最後で富田靖子がどうなったか、姿くらい見せてもいいんじゃないか?
不思議なのは「ハマちゃん」「スーさん」であったはずの会話の呼吸が、ちょっと違う。スーさんがハマちゃんを「センセイ」と呼んでいる。それはたしかに釣りの師匠だからそれでいいのだけれど、初期の釣りバカってこうだったっけ?
浜崎家の近くに住む自転車屋の役で田中邦衛が出ているけど、このキャラも他では見たことがないなあ。このあたりがスペシャルなのかなあ。
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