作者自身が朗読する書き下ろし電子書籍

1月 30, 2006 on 5:50 pm | In コンテンツの育て方 | Comments Off

ちょっと、おもしろいニュース。

DigitalARENA
によると、

 パブリッシングリンクは、電子書籍レンタル配信ポータルサイト「Timebook Town」で、著者本人による朗読音声付き作品『クラスメイト』(角田光代著)を、2006年1月27日より配信開始した。2月28日までは無料でダウンロードでき、閲覧期間は60日。

 直木賞作家の角田光代氏が「Timebook Town」のためにオリジナルに書き下ろした作品『クラスメイト』に、著者本人の朗読音声を付けて配信開始する。

おもしろいって思ったのは、著者本人の朗読がついているって部分なのだ。

作者の角田光代さんというのは、別にアナウンサーだとか、役者だとかそういうことではないらしい。つまり、朗読がうまい人ではないだろうと思う。
そこをわざわざ作者自身が朗読するというあたりが、おもしろい。

それは電子コンテンツならではという気もするし、電子ものにかかわらず書籍というものにつきものの没個性性(文字だけが並んでいるという意味での)を補完するという意味でおもしろい。

つまりは、作者自身の息づかいのようなものを感じてもらおうことだろうか、と思ったりしてしまう。

それが音声ファイルだったというあたりが、それもおもしろい。

それで思い出したが、最近よく映画DVDに収録されている監督や出演者のコメンタリーっての、あれはどうなのか。

レンタル中心で見ていて、あまり見返したりしない私は余分だとしか思わないのだが、セルで購入して何回も見返したりする人は、やはりついていた方がいいものなんですかね。

「ハービー~機械じかけのキューピット」をみた

1月 29, 2006 on 9:53 am | In 映画・DVD評(洋画) | 2 Comments

ワーゲン・ビートルというのは、ずいぶん昔の車だが、個性のある車の最高峰だと思う。日本のスバル360と双璧かもしれない。そういや、クセのある車は増えたが、ロングセラーになるようなデザインの車が少ない時代だな。

ディズニー作品だが、1969年の「ラブ・バッグ」でデビューしたワーゲン・ビートルの”ハービー”を主人公にした映画だ。

冒頭、いきなりハービーの活躍がフラッシュバックされる。そして、最後「ハービーはどこへ?」というフリで、スクラップ工場に送られるハービー。そして、そこでレーサー一家に育った女の子マギーとの出会いが描かれる。

ハービー 機械じかけのキューピッド
監督:アンジェラ・ロビンソン
出演:リンジー・ローハン , マット・ディロン , マイケル・キートン , ジャスティン・ロング



Story
感情を持った茶目っ気あふれるフォルクスワーゲン“ハービー”が、オーナーの願いを叶えるために大活躍するファンタジーコメディ。20歳の女の子・マギーは、父親にプレゼントされた車との出会いをきっかけに人生が変…(詳細こちら

意志をもった車”ハービー”なのだが、ヘッドライトの眼をはじめ、さまざまな部分が動物のように動く。

おもしろいのはその動きがほとんど機械仕掛けで表現されていること。(エンジンなど車内の様子と、一回だけ全体が変形するCGがあったが)とかくCGでなんでも表現できてしまう時代だが、ハービーに関してはできるだけCGを使わないで表現しようというスタッフの気持ちが感じられた。

ピクサーを合併し、アップルCEOのスティーブ・ジョブズが取締役になるディズニー社だが、CG一辺倒になるのはよくないと思うな。

ちなみに、サブタイトルで連想するような恋愛映画ではなく、「レーシング・ストライプス」にも共通するような、ハービーがNASCARに出て優勝するという、レースの映画です。

「ハイド・アンド・シーク」をみた

1月 28, 2006 on 6:20 pm | In 映画・DVD評(洋画) | 2 Comments

「宇宙戦争」の名子役ダコタ・ファニングと、名優ロバート・デ・ニーロの競演。

アメリカ版安達祐実ダコちゃんと、父親役のデ・ニーロ(なんだか歳のはなれた親子だ)が、中盤までほとんどふたりの芝居。周辺の人物は何人かいるのだが、主な芝居は、ほとんどふたりのシーン。

驚いたことにダコちゃん、演技には定評のあるデ・ニーロと互角に張り合う演技をしている。すごい。

ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ
監督:ジョン・ボルソン
出演:ロバート・デ・ニーロ , ダコタ・ファニング , ファムケ・ヤンセン , エリザベス・シュー



Story
ロバート・デ・ニーロとダコタ・ファニングの共演によるサスペンス。母親の衝撃的な自殺に心を閉ざした9歳のエミリーのため、心理学者の父・デビッドは静かな郊外の町に移り住む。しかしそこで、エミリーはいるはず…(詳細こちら

母親が自殺したことで、心に傷を負った娘エミリー(ダコちゃん)の心を癒そうと、父親のデヴィッド(デ・ニーロ)は郊外に引っ越しする。そこで、エミリーは”チャーリー”という友達を見つけた、と父親に話す。しかし、チャーリーの正体は黙して語らない。そのうち、ふたりの身辺に不思議なことが起きはじめる。

最初は、父親にも心を開かない娘と、心理学者でありながらそんな娘を理解できないの父親の、癒しの物語かと思わせる。しかし、どんどんサイコサスペンス的に展開していき、最後はチャーリーの意外な正体があきらかになる…。

はずなんだが、私はあきらかになる前に、正体がわかってしまった。
というか、登場人物が限られるから、必然的に絞られるんだよね。

なんか最近、こんなふうに出だしと最後のトーンが全然ことなる作品をよくみてるな。

映像産業振興機構(VIPO)ってのがあった

1月 27, 2006 on 9:28 am | In 映像文化を語ってみる | Comments Off

そうした映像文化を考えている人間が、日本にはほとんどいない。私にはそうみえる。

昨日こう書いたばかりだが、とあるところで、こんな組織があることを見つけてしまった。

映像産業振興機構(VIPO) http://www.vipo.or.jp/

どういう組織かというと、トップページにはこうある。

映像産業振興機構(VIPO)は、わが国の映画、放送番組、アニメーション、ゲーム、音楽等を国際競争力ある産業とし、映像コンテンツ産業の発展を通じて日本経済の活性化に寄付ことを目的とする民間組織です。

寄付ことを…、ってのはたぶん「寄与する」というのを書き間違えたのだろうなあ。

だが、言い得て妙ではある。たぶん、受け付けるにせよ、提供するにせよ「寄付」が中心なので、思わず書き間違えたんじゃないかな。

しかし、理事長挨拶の中にはこうある。

 この映像産業振興機構は、小泉首相を本部長として一昨年設置された知的財産戦略本部の支援を受け、アメリカのAFI(American Film Institute)やイギリスのUKFC(U.K. Film Council)に相当するような映像産業の振興組織として設立されました。人材育成や作品制作などの支援を行うことにより、優れたコンテンツを作り続けていくお手伝いをしたいと思っています。

つまり、政府が作った公的なNPOなんだろうなあ。役員リストをみると、日本の映画会社やテレビ局の社長、映像機材メーカーの社長、大学教授などのエライさんが並んでいる。

不思議なことに、いや不思議じゃないのかもしれないが、いま現在映像制作にたずさわっている現役クリエーターはひとりもいない。(監督だとか、プロデューサーという肩書きの人ね)

小泉政権もいちおうこういう組織は作ってあるってわけね。
これまでの活動は、

1.調査・提言
 (1) アンケート方式による「映像産業現状調査」
 (2) 「映像産業現状調査」および政府への提案書

2.教育・研究機関との連携
 (1)映像関連の大学・大学院との連携協議

3.受託事業
 (1)「コンテンツ人材育成総合プログラム」
  1. インターンシップ
 2. シンポジウムの開催
  3. コンテンツ人材育成に関する調査
 (2) 企画マーケット事業(第18回東京国際映画祭関連イベント)
 (3) 韓国における日本映画上映会事業
 (4) 文化庁の新進芸術家海外留学制度への推薦(二名)
 (5) 世界映画人会議」の企画を担当

4.広報活動等
 (1) ホームページで情報の充実・整備
 (2)  「映像産業振興機構の社会的機能と短期目標」(冊子)
    参考資料を作成。自民党と知的財産推進戦略事務局で説明
 (3) 英語版パンフレットを作成、海外でも活動内容PR

5.各種関連会合への参加・後援

ということだそうだ。そんなに充実した活動をしたという感じではない。
ま、ちゃんと立ち上がったのが昨年6月くらいだそうだから。

名前のとおり、この組織は映像の文化的な面というよりは、経済的な面を振興することが目的だろう。その一部として、クリエーターの人材教育や質的向上も含んでいるようだが。

この機構には、個人会員の制度もあって「映像産業関係者はじめ映像産業の振興に関心を有する個人」とあるのだが、入会金10万円年会費 1口1万円だそうだ。それでいて、議決権を有する以外には特にメリットもなさそうだから、要するに寄付金みたいなものだろうな。

今日は、こんな組織もみつかった、というご報告まで。
今後、ときどきはVIPOが何をしているのか、ウォッチしていきたい。

「映像文化」ってなんだろう…

1月 26, 2006 on 10:21 pm | In 映像文化を語ってみる | Comments Off

最近、自分の中で「映像文化」というキーワードが大きくなっている。

映像文化というと、どんなことを思い浮かべるだろうか。たとえばクロサワなどの名作映画をとりあげて、その表現について研究するとか…。そう、たしかにそれも映像文化のひとつだ。

だが、私の頭の中にあるのは、そういうすばらしい名作の世界にかかわるものではない。私たちの身の回りにある、いや氾濫する映像にかかわる文化だ。

現代は映像の時代といってもよい。

テレビはもちろんだし、DVDなどのデバイスで供給される映像もある。PCを使って上映されたり、ネットを通じて配布や販売される映像もある。いまや簡単に作れるようになったCGだって映像のひとつだ。家庭にあるビデオカメラを使って撮影される映像もあるし、街を歩いていても映像は目に入る。

それなのに、映像文化というと、ごく一部の名作映画だけをとりあげるのは間違っている。そう感じる。もちろん、これから制作者になろうと思う人たちはそういう作品を数多くみて、吸収してほしいが、そればかりが映像文化ではないことも承知してほしい。

映像は我々の日常に深く関わっている。しかし、映像が氾濫するようになって、その文化的平均値は大きく下がっている。そう思う。

日常われわれが触れる映像は単なる商業的制作物にすぎず、文化といえるようなものではない、という人がいたら、そのひとは間違っている。

現代において、文化は常に商業と密接なかかわりを持っている。どんな名作だって、金で売り買いされる商品だし、あるいは金を稼ぐための広告物だ。そうした商品や広告物の中は、昔の名作よりもずっと私たちに身近な文化だし、大きな影響を人々に与えている

そうした映像文化を考えている人間が、日本にはほとんどいない。私にはそうみえる。行政は、放送だの、通信だの、映像を送り届ける仕掛けの普及には熱心だが、肝心のコンテンツを作る人間には冷淡だ。

放送局は、NHKも含めて、映像の商売に熱心ではあるが、文化にはあまり関心がない。社会の手前、多少の金を出すことはしても、積極的にかかわることはまずない。

大学や専門学校などの教育機関はどうだろう。最近、映像について教える場所が多くなってきたと聞いている。しかし、上記のような、われわれの身近な映像の文化について、何かしているだろうか。一度、大学に聴講にでも行って、確かめてやろうと思っている。

結局、こういう意識をもっている人間がやるしかないのだろう。私の頭のなかにはNPO活動への指向が根付いている。映像職人を名乗っている期間はもうあまり長くないのかもしれない。

「N’sあおい(フジ系)」の石原さとみはイイ

1月 25, 2006 on 3:40 pm | In テレビ番組評 | Comments Off

今クールのドラマとしては、フジの「N’s(ナース)あおい」をみている。


昨日の放送で三回目になるのだが、なんといっても主演の石原さとみがイイ。
はじめての社会人役ということだが、23歳の看護師役を熱演している。
86年生まれだから、まだ19歳なんだな。

彼女の演技をみていると、表情の豊かな点には感心する。
このドラマ、シリアスな場面も、コミカルな場面もある展開だ。
どちらの場面でも、さまざまなニュアンスのある表情をみせている。

彼女、テレビドラマ向きだな。
いや、映画に向かないという意味ではなく、アップを多用するテレビドラマの映像にはえるタイプの女優さんだ。最近のアイドル女優の中でも、ちょっとみないくらいにカワイイし。

若い主役をもり立てるように、まわりを中堅、ベテランの役者で固めてある。中でも、主人公あおいにつらく当たるイヤな医者役の西村雅彦が光っている。(いや、オデコのことではない)

このひとは、こういう仇役とか、嫌味な役の演技にさすが年期が入っている。
ストーリーはタイトルどおりのナースもの。
主人公がけっこう「仕事が出来る」タイプのナースであるところはちょっと目新しい。

沈没するライブドア丸から、避難か…

1月 24, 2006 on 6:16 pm | In 平成徒然草 | Comments Off

(※後日註:この頃のこのブログはライブドアのブログを使っていた)

ライブドア、大変なことになっているなあ。

ホリエモンについての私の感想は、「かばさんのツッコミどころ」を参照。

さいわい、ライブドア関連株など買っていないし、ライブドアのサービスで利用しているのは、このブログと「ライブドアぽすれん(オンラインDVDレンタル)」くらい。もっとも、ぽすれんは休会中。

いずれ沈没する船なら、大挙して上陸する船ネズミのごとく、当ブログも避難することになるかも。

堀江容疑者も社長を退任したとかで、後任には「弥生」の社長が就任とか。ライブドア勢にはめずらしく、60歳だって。やはりこういう非常時には、若さより経験なのだろうか。

さて、上記「ツッコミどころ」における一文で、私は堀江というひとを「ヤマ師で、ガキ大将で、金の亡者だが、おもしろい」という観点で書いた。まあ、個人的にも知らず、利害関係も上記に書いたくらい、単にメディアに登場するのをみておもしろがっていただけの関係だから、そういう観点が一番だと思った。

しかし個人的に好きか嫌いかというと「嫌いではないが、好きでもない」と言うしかない。おもしろいから好き、というわけではないのである。

その理由の一つは、彼にかぎらないが、スピードを尊ぶあまり「育てること」を嫌う傾向があるのではないかと思うからだ。特に、文化というようなことは、彼はあまり好まないのではないかと思うのだが、どうだろう。

いま、私の頭の中にあることは、彼の考えそうなこととはどうも水と油のような気がしている。

スクリーンプラスは、有料の動画配信サイトだった

1月 23, 2006 on 3:18 pm | In ネットと映像の関係論 | Comments Off

Digital ARENAを読んでいたら、こんなニュースが書かれていた。

 AIIは、同社の月額会員制ポータルサイト「Screenplus」で、昭和43年にテレビ放映された特撮ドラマ「マイティジャック」のデジタルリマスター版を、1月20日から配信している。現在、配信しているのは第1話~第7話まで。第8話~第13話は2月1日からの予定。
(…)
 配信ビットレートは500kbps、2Mbps。1話あたり210円で3日間視聴可能。月額210円の「Screenplus」へ入会する必要がある。対応プレーヤーは「Windows Media Player(DRM)」のみ。3月31日までの限定配信なので、お早めにどうぞ。(涌井健一朗)

マ、マイティジャック? あの、二谷英明主演の?

若い人は知らないだろう。古いふる~い、特撮テレビ映画(といった時代であった)なのである。

円谷英二が徹底監修を行った「マイティジャック」は、昭和43年当時、異例ともいえる1千万円のも制作費をかけ作られた大人向けの本格特撮番組。成田亨デザインによる多彩なメカ群。円谷プロが持てる技術の全てを結集して制作した、スケール感溢れる特撮、精巧なミニチュアセット。金城哲夫、関沢新一ら豪華執筆陣による本格的なシナリオ。外国映画を彷彿とさせるアクションの数々。円谷作品で御馴染みの面々が総出演…など、「円谷プロの最高傑作」といわれる伝説の空想娯楽活劇である。

【マイティ・ジャックとは………】
近代科学の枠をこらして建造された万能戦艦“MJ号”に乗り組んで、科学時代の悪から、現代社会を「防衛」し、「救助」し、「建設」する11人の勇者たちの物語である。

「ウルトラマン」で成功した円谷プロが、大人の鑑賞にもたえる作品を作ろうということで、怪獣も超人も出ないドラマを作ったわけだな。

まあ簡単に言えば、サンダーバード的な話なのだが、救助するだけでなく、悪党と戦闘もするあたりがちがう。

この組織は、世界の秩序と平和を乱すものと戦うための、国際基金によって結成されたものであり、矢吹コンツィエルンの総師、矢吹郷之助を総裁としている。いかなる国の軍隊、域は警察の所属機関でもない、フリーの組織である。

つまり、今の言葉で言えばNGOなわけです。

東京湾の地下に基地を持つNGOが空中・海中を飛び回る戦艦を保有し、武器を満載して出動するなど、憲法とのからみはどうなっちゃうんだろう、という気もするが。

しかし、やはり子ども向けの内容ではなかったことが災いしてか、当初1時間番組だったのが、途中で「戦えマイティジャック」という30分番組になってしまい、なしくずしになってしまったことを記憶している。

しかし、ちょうどその年代にあたる私たちにはなつかしいかぎりである。
ウルトラものではない円谷作品、他には「怪奇大作戦」などもあったなあ。

さっそく、Scleen Plusという動画配信サイトに行ってみた。

で、わかったことは…(よくよく見ればDigital ARENAにも書かれているのだが)。

月額210円の有料サービスであるScleen Plusに登録することが必要である。そして、Scleen Plusには会員無料のコンテンツ群と、有料のコンテンツ群がある。「マイティジャック」は有料のコンテンツであって、見るには、1話210円の料金が、月額料金の上に上積みされる。

ということでした。

なんか、なつかしい気分がさめてしまったので、まだ見てません。
ちなみに1/27にDVD発売だそうです。レンタルで出たら、見てみたい。

「花のお江戸の釣りバカ日誌」(フジ系プレミアムステージ)をみた

1月 22, 2006 on 3:43 pm | In 映画・DVD評(邦画) | Comments Off

「釣りバカ日誌」はわりと好きなシリーズだ。
最近は、三国連太郎と西田敏行の受け答えがほとんど伝統芸のような精妙さで、見ていて安心できる。

しかし、ストーリーとなるとわりと固定化してきて、新味はなくなっている。まあ、長寿シリーズのありがちな傾向ではあるが。

ぽすれんの検索では出なかったので、アマゾンで代用。

花のお江戸の釣りバカ日誌

釣りバカシリーズの番外編で、時代劇版である。

ハマちゃんこと浜崎伝助は長屋に住む素浪人、スーさんこと鈴木一之助は庄内藩の江戸家老。名前はいっしょ。

浜崎伝助が、庄内藩の家老とは知らずに鈴木一之助と釣り場で知り合い、その後庄内藩の新規召し抱えに応募する。浜崎の芸といえば、釣りの他は夜目がきくことくらい。しかし、鈴木家老は浜崎を採用する。かくて、江戸時代版釣りバカの構図が完成する。

ただねえ、時代劇ということで「ハマちゃん、スーさん」の呼吸ではないので、やはりちょっと雰囲気がちがう。マドンナに庄内藩奥女中の黒木瞳、マドンナに惚れるのがこの作品では独身という設定の浜崎であるのも、レギュラーシリーズ作品とは違うところ。

まあ、ちょっと目先を変えてみました、的な番外編でした。

「ロボッツ」をみた

1月 21, 2006 on 8:55 pm | In 映画・DVD評(洋画) | Comments Off

妙な世界だな。
ロボットばかりの世界で、人間はいない。
人間どころか、生き物は何もいない。

ロボットの世界では、子どもはキットの形で宅配されてくる。
いったい、どこから?

子どもが成長するにしたがって、パーツを交換して成長させるらしい。
人間世界以上に親にはカネがかかるんだろうな。

ロボッツ
監督:クリス・ウェッジ
出演:ユアン・マクレガー , ハル・ベリー , ロビン・ウィリアムズ , メル・ブルックス , アマンダ・バインズ , グレッグ・キニア



Story
「アイス・エイジ」のブルースカイ・スタジオによる長編フルCGアニメーション。個性的なロボットたちの声優にユアン・マクレガー、ハル・ベリー等豪華な俳優陣をキャスティングした大ヒット作。…(詳細こちら

CGアニメーション、今度は動物ではなくて、ロボットが登場人物。
ロボットならCGにもっとも相性がいいわけだが、逆にキャラクターのつくり方が難しい。

「ロボッツ」の場合には、やや子どもを意識したキャラ設定かな。愛嬌系のキャラが多い。

「ロボッツ」の世界はロボットも上流階級と、スクラップ寸前の下層階級ロボットに分かれている。ピカピカ光ってる奴と、いい具合の汚しがかかっている奴。

ロボットの世界まで所得格差が広がっているとは、さすがアメリカ。
仇役が、利益至上主義の悪徳経営者というあたりも、なんとなく世相を反映しているような気がする。

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