映像文化を語ってみる

映像文化復権元年(8)

2010/12/12

これまで「映像文化復権元年」などというタイトルで、なにやら書きつづってきたが「危機感ばかり書き連ねやがって、どこに復権の糸口があるのか。コノヤロー」と思われた方がおられたら、お詫びする。ちょっと前段が長くなりすぎた。

ただ、世間が(あるいは映像業界が)そういう危機感を持っていないように思えたので、具体的に私の抱いている危機感を伝えたかっただけ。「このままでは日本の映像文化はダメになる」という危機感だ。

これからは、その復権の手段についての話に移っていく。

話は変わるが、これからの時代は「シニア」がひとつの主役だそうだ。
団塊の世代の大量退職が今年はじまるといわれている。
今後はそうした高年齢層をどのように相手にするか、ということがマーケティングや実業の世界のひとつのポイントになる。

シニア層というのは、数十年にわたって実社会で活躍してきた人たちであって、職業的にも多くの知識やノウハウを抱えている。場合によっては時代遅れの知識・ノウハウもあるだろうが、まだまだ通用するものもたくさんあるはずだ。

いわばシニア層は社会の抱える情報資産ととらえることができる。これをどのように活用するか、というのも「復権」のひとつのキーであると、とりあえず言っておきたい。

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