映画・DVD評(洋画)

「スーパーマン・リターンズ」をみた

2010/12/12

クラーク・ケントはメガネを外しただけでスーパーマンになるのに、なぜ誰も気づかないのかと思ったら、ウィキペディアに「眼鏡からは微弱な催眠波が放射されており、クラークとスーパーマンの類似に気づかれない様に、周囲に暗示を与えている」と書かれていた。
じゃあ、クラーク・ケントの写真を見たらスーパーマンとの類似に気がつくわけじゃないか。

スーパーマン リターンズ

とにかく、スーパーマンというのは最強のヒーローだ。およそ何でも出来ないことはない。反則ともいえる時間逆戻しまでやってしまう。クリプトナイト以外に弱点はないし。この映画ではとにかく大陸をひとつ宇宙空間に投げてしまう。しかも、地層にクリプトナイトを含むものをだ。

故郷クリプトン星の残骸が発見されたと聞いて、5年の間地球を空け、探索に行っていたスーパーマンが帰還した。その間にロイス・レインは母親となり、同僚リチャードと事実上の結婚生活を送っていた。しかも「なぜスーパーマンは必要ないか」という記事を書いてピューリッツァー賞までもらっていたのだ。

しかし、日米問わずとにかくヒーローというのはなんであんなに悩むのだろうね。

ストーリーはともかくとして、この映画が20年前の四部作と比べて大して進化した感じがしないのは「スーパーマンとは空飛ぶ人である」という自明の理をあらためて考えなおした形跡がないからだと思う。たとえば宮崎駿だったら、スーパーマンの飛行に徹底的にこだわったと思う。映画としては、スーパーマンの飛行をどう描くか、ということで、半分がた決まると思うんだけど。

ちなみにスーパーマンも太陽の光をエネルギーとしていたことをこの映画ではじめて知った。ウルトラマンだけじゃ、なかったんだ。

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