コンテンツ文化論 平成徒然草

中川昭一落選における映像の重み

2010/12/08

「もうろう会見」で世界に日本の恥をさらした、中川昭一元財務・金融大臣が落選した。
だが、これははっきり言ってテレビ局が落選させたに等しい。

中川氏の話題が出る度にテレビ画面に登場するあの「もうろう会見」。もはや中川氏の顔を見て、あれを思い出さないのは難しい。とかく映像というものの印象度の強さを思い知らされたことだろう。

この結果はあらかじめ予想できたことではなかったか。中川氏は「世界に恥をさらしたお詫びをする」と今回の選挙への出馬を辞退し、数年後の選挙に復活の望みをかけたほうがよかったのではないだろうか。(ま、その時でも「もうろう会見」の映像は登場するだろうが、それを考えたらもう政治生命はないに等しい)

※余談だが、今回の出馬の際に「日本のために断酒をする」と言ったのは、語るに落ちる言動だといえないか。中川氏は「もうろう会見は風邪薬の影響」と言っていたのである。あれでは「もうろう会見」は実は「酔っぱらい会見」だった、と自分から言ったようなものだ。絶つなら風邪薬を一生飲まない、と言っておけば整合性が保たれただろう。

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