ビデオカメラは今混迷時代に突入している。
放送用ビデオ方式だけでもSD(現行ビデオ放送)とHD(ハイビジョン)がある。
記録媒体は従来のテープに加えて、DVDやらHDDやらメモリーカードやら。
記録方式だってDV圧縮はもちろん、mpeg2はあるわ、mpeg4はあるわ、H264はあるわ。
いちおーは映像の専門家であるはずの我々でも、はっきり言ってわけがわからんのだ。
こんな時代にビデオカメラ購入に対するアドバイスを求められても、どう答えていいのか迷うのですよ。
だいいち、全部購入して試してみるわけにもいかないじゃないか。
こういうときに何が頼りになるかといったら、先に商品を買って使っている人の声だ。
メーカーそのものが哲学を持ち得ない時代だ。
こんなときにメーカー発信の情報を信じていたら、とんでもないことになる。
雑誌もダメだ。メーカーの紐付きでなくても、悪口を書いたら次から試用させてくれなくなる。
ブログも一握りのカリスマブロガーの発言だけ見ていたら、バイアスがかかっているから道を誤る。
価格比較サイトのコネコネットが、コネコクラブというSNS(といっていいのか迷うが)を開設した。
これが見事に日記もコミュもなく、レビューだけのサイト。
ただし、レビューにもコメントがつき、よいレビューを書いた人にはポイントが与えられる。
ポイントは次にものを買うとき割引券の役目をはたす。
コネコクラブの仕組みがどうか、それはともかくとして、いいアイデアだと思うのだ。
ようするに口コミによる集合知の形成である。
商品を買った人はそれについてレビューを書き、よいレビューほどポイントをもらえる。
レビューにコメントもでき、双方向のコミュニケーションもはじまる。
ひとりではなく、たくさんの人がレビューを寄せることによって、バイアスや無知も打ち消されていく。
これからは、こういうメディアがたくさん出来ると思う。
こういう時代は、商品力が勝負ですよ。メーカーさん。

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一応仕事でレビュー書いていますが、ダメなところはダメ・・・とはハッキリとは書きませんがそれなりに指摘するようにしています。
レビューとは「評価」することですから、筆者(わたし)なりの判断基準、それは経験や知識から来るものと照らし合わせての評価として、原稿に起こします。
たまに「ちょっと辛口だったかなぁ」と反省することはありますが、ダメな部分の指摘と共にいい部分も探し出して持ち上げているので、なんとか仕事がなくならないでいるようです。
ただ、WEBのレビュー仕事は労力がかかる割にはギャラが安く、費用対効果なにそれ?っていう感じなのが現状です。自分はプロとしてのキャリアや知識を総動員して微々たる金額を稼いでいるのですが、そういったバックボーンのない人たち(ようは素人)がポイントを稼ぐ(ギャラをもらう)ようなシステムは、正直言って我々の存在意義すら脅かす由々しき事態なのです!
っていうか、自分もそこでポイント稼げばいいのかな?