コンテンツ評論 テレビ番組評

「シグナル 長期未解決事件捜査班」をみた

2018/06/14

最近の時間系SFはなんだろう? 「過去は変えられる」ということがすっかりトレンドになってしまったようだ。

コールドケース風の未解決事件捜査に加えて、過去との通信という要素を盛り込んだ、SFミステリー風の刑事ドラマ。韓国でヒットしたドラマの日本版リメイクだそうな。主役は、これが連ドラ初主演となる坂口健太郎。

とにかく、時系列がわかりにくい。過去に生きていた刑事(北村一輝)と現在に生きている刑事(坂口健太郎)が、謎の無線機でもって時間を越えて会話を交わす。この無線機だけが過去と現在をつなぐ存在だが、どうして時間を越えた通信ができるのかは最後まで謎のままだ。

そして、現在から過去へ、後になってわかった捜査情報を伝えてやると、過去の刑事が行動し、その結果「現在が変わる」

現在が変わったとしても、主人公だけは変わる前の記憶を持ち合わせているようなんだが、その理由も謎だ。

過去と現在が入り交じりややこしい分、見分けがつくようにということなのか、過去シーンは画面のアスペクト比(縦横比)をいじってある。少しだけ縦長になっているのだ。これが気持ち悪い。

カラーグレーディングで色を変えるのは演出の範疇だと思うのだが、アスペクト比を変えるのはよくないなぁ。

刑事ドラマは、かつての時代劇なみに定番になりすぎて、いろいろなチャレンジをしていかないと話が作れない。ひとつの試みとしては面白いと感じた。

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