平成徒然草

TOKIO山口達也の事件と「ザ!鉄腕DASH!!」について

2018/05/02

TOKIOのメンバーである山口達也が起こした強制わいせつ事件については、すでにご存じであろうと思うから、特に記さない。

私の立場を明確にしておけば、私は別にTOKIOのファンでも山口達也個人のファンでもなく、「ザ!鉄腕DASH!!」(これが正しい表記らしい)という番組のファンだ。
画面を通じて伝わってくる山口達也のイメージというものは、ナイスガイである。


そのナイスガイが実はクソ野郎だった、というのが今回の事件でわかった。彼の起こしてしまった事件についてああだこうだ言ってもしかたがない。まずはアルコール依存症の治療を優先すべきだし、芸能活動への復帰だなんだは、その後の話である。

松本人志などはジャニーズ事務所が嘘でも「解雇」といった厳しい姿勢を見せるべきだったと言っているが、私はそうは思わない。おそらく今解雇されたら山口は潰れるだろうし、復帰の希望がわずかでも残っていたほうが立ち直る可能性は高い。

それよりも私にとって重要なのは鉄腕DASHの存続である。

鉄腕DASHにおいては山口はエース格である。
農業や漁業に対する知識の豊富さはもちろん、手先の器用さや大工仕事への熟練はいつも驚かされる。加えて小型船舶や潜水士の免許を取得し、専門家も驚くほどの手際の良さを見せている。TOKIOのメンバーも、いつも山口に頼る姿勢を見せているくらいだ。

そのエース格がこうした事件を起こしてしまったのだから、鉄腕DASH全体も影響を受けざるを得ない。当然、番組を打ち切りにすべきという議論もあるだろう。しかし、私は残るTOKIOメンバー4人だけでも、あるいは外部から助っ人を連れてきてでも、鉄腕DASHは続けてほしいと願っている。この機会に高齢化の目立つTOKIOだけでなく、新たにレギュラーメンバーを補充してもいいのではないか?

詳しくは言わないが、鉄腕DASHは他に類を見ない国民的な番組だといえる。時にしょうもないバラエティチックな部分も見せるが、農業や漁業、エコロジーや生態系についてこの番組から学ぶところは大きい。

もともと私は、人の罪とその人の関わってきた仕事は切り離して考えるべきだ、と思っている。

刑事事件を起こした俳優の出演作品を見られなくしてしまうというようなことには反対だ。映画やドラマにはその俳優だけでなく多くの人の仕事が結実している。ひとりの愚行がそれを消し去ってはならないと思う。

同じように、山口の愚行が鉄腕DASHを葬り去らないことを願う。なんなら署名活動にでも参加する気だ。

山口達也が芸能活動に復帰するかどうかは、正直どうでもいい。
山口の事件に対するジャニーズ事務所の対応に思うところもあるが、ここではやめておこう。

ただ、鉄腕DASHについては続いてほしいと思う。それだけだ。

【5/2追記】
山口を除くTOKIO4人の会見を見た。彼らは「今引き受けている仕事はきっちりとやっていく」と宣言した。
鉄腕DASHの番組じたいの継続も決まったようだし、とりあえずDASH消滅の危機はひとまず脱したようだ。

しかし、決して楽観は許されない。この件が影響して視聴率が下がれば、いずれ打ち切られるのが民放の掟だ。
TOKIOの残る4人のメンバーにも番組スタッフにも頑張って欲しいし、視聴者も見放してはいけない。

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