コンテンツ評論 ネットコンテンツ評

「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」をみた

Amazonプライムビデオのオリジナルドラマ。

朝ドラ的なドラマといえばいいだろうか。
1話15分、毎日1話配信(月~金)という形態、ヒロインが夢を実現する物語であること、実話をもとに再構成されたストーリーであることなど、あきらかに朝ドラを意識している。

そのためか、脚本総監修に「ちゅらさん」「おひさま」「ひよっこ」と三度朝ドラを経験したベテラン岡田恵和がついている。

若い女性が、パンケーキが売り物のハワイのレストラン「Eggs'n Things」のオーナーになるという物語。

朝ドラと違う点はふたつ。ひとつは全25話という短さ。朝ドラは全150話~156話だから、あきらかに短い。

だいたい朝ドラでいえば最初の1ヶ月分くらいの長さ。前半は主人公が卒業旅行でハワイを訪れたり、父親を病気で亡くしたり、という序曲的なシーケンス、ここにけっこうなボリュームが裂かれていたので、実際に主人公が店をやる決心を固めてからの展開はすごく早い。アレヨアレヨという間にハワイの本店の経営をまかされることに決まってしまう。

あえて避けて書いているのだと思うが、店を譲り受けるというのに金はどうするのだろう? と思ってしまった。最初日本に支店を出す気でいた時は銀行に融資を頼みに行くようなシーンがあったのだが、本店をまかされるのに前オーナーに金は払わないのだろうか?

もうひとつは、ハワイロケなどオールロケの映像。朝ドラは基本、スタジオドラマだから、映像的には民放ドラマに近い。

ハワイや主人公の地元茅ヶ崎の風景などもふんだんに織り込まれていて、朝ドラに似て非なるドラマという気がした。

毎日15分という配信形態のドラマは、今後もけっこう作られるのかもしれない。ただ、いつでも見られていつでも中断できるオンデマンドにこうした配信形態ははたして合っているのだろうか? まだまだ試行錯誤は続くのかもしれない。

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