コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「いしゃ先生」をみた

昭和初期から戦後にかけて山形県の山村を支えた女医の志田周子というひとを描いた映画。主演は平山あや。

新米医師だった周子は、村長だった父の「三年でいいから」という頼みを受けて、村の診療所の医者になる。しかし、村民たちは「金がかかるから」「女だから」と敬遠して、なかなか診療所に来ない。さらには周子の力不足で、患者を死なせてしまうこともあった。

そうした辛さを乗り越えて、周子は三年を越えても村を離れず、しだいに村民たちに信頼される医師となっていく。

正直な話、平山あやがどれほどの演技をするのか、という興味で見てみた。しかし、彼女にはやや力不足だった感は否めない。

村民に信頼されない辛さ。患者を死なせてしまう悲しみ。そういった感情を、表現し切れていない気がしたのだ。満島ひかり、黒木華といった女優がこの役を演じるのを見てみたかった気もする。

ちなみに志田周子という女医は、Wikipediaによると歌人であり、村会議員などもつとめたようだが、そういった側面は描かれなかった。

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