コンテンツ評論 映画・DVD評(洋画)

「42~世界を変えた男~」をみた

第二次世界大戦が終わったばかりの頃、MLBは「白人のための野球リーグ」だった。アフリカ系アメリカ人のプロ野球選手は「ニグロリーグ」という黒人専用のリーグでしか野球ができなかった。

ジャッキー・ロビンソンは、そんな時代に初めてMLBに加入した黒人の野球選手。彼の背番号「42」は現在アメリカ・カナダの共通の永久欠番であり、毎年4/15は彼の功績をたたえて全チームの選手が背番号「42」をつけてプレーする。

この映画は、ジャッキーがMLBに加入するまでの経緯と、ルーキーイヤーの出来事で構成されている。

ジャッキーをMLBに入れたのは、ブルックリン・ドジャースの会長、ブランチ・リッキー。(ハリソン・フォードが演じているが、見ている間はそれとわからなかった。特殊メイクでもしているのか)黒人をチームに入れる理由が、チームを強くし、ブルックリンに多い黒人層を自チームのファンに取り込むためだった、というビジネス上の理由であることが、アメリカらしい。

彼はジャッキーに多くのブーイングを受けるだろうと警告し「腹が立ってもやり返すな。野球で返せ」と諭す。その通りに、ジャッキーは敵味方の選手や監督、ファンから多くの罵声を浴びせられるが、やがて野球の実力でそれを黙らせていく。

この年ジャッキーは新人王に輝くが、それだけで黒人蔑視がおさまったとは言えないだろう。
おそらく何年も後になっても、そして今でも野球界のどこかに人種差別は残っているはず。少しきれい事っぽくは感じた。

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