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「サバイバルファミリー」をみた

ある日突然、電気を使うすべてのものが使用不能になる。都会は大混乱、食糧も水も枯渇し、人々は生存をかけて都会脱出をはかる。

主人公ファミリーはごく普通のサラリーマンの4人家族。同じように自転車に乗って母親の実家、鹿児島をめざすのだが…。

特にアウトドアスキルも持たない普通の家族がどうやって生き延びて行くか、どうやって旅をしていくか、がテーマになる。

設定は面白いのだが、やはり映画サイズにおさめるためだろう、ちょっと薄い。途中、アウトドアスキルにたけた家族と出会って色々と教えてもらったり、養豚農家に協力して食糧を分けてもらって旅を続けるなど、いろいろな人との出会いがあるのだがもうちょっと描けなかったのか、という気がする。

特に後半がよくない。SLが登場したところまではよかったんだが、そのまま鹿児島まで行ってしまうとは思わなかった。また、エンディングが蛇足だ。2年数ヶ月後、突然電気が復活して元の暮らしが戻ってきたということになっているが、これだけの混乱が起こったあと、簡単に元には戻らないと思う。

また、食糧や水が足りない状況下ではもっと人間の獣性が発揮されて、生存をかけた争いが数多く発生するはずだ。そうした人間の悪い側面が、この映画では描かれない。こんなへなちょこ家族が旅をしていたら、簡単に食糧なんか強奪されると思うんだが。

これは連続ドラマ化したら面白いんじゃないかと思う。もちろん、それなりの予算をかけないとダメだろうけど。コメディな部分とブラックな部分とがいいバランスでドラマになると面白いだろうなぁ。日本のテレビ局じゃ無理だろうから、Netflixあたりでやらないだろうか?

「わろてんか」の葵わかなが一家の娘、今どきの女子高校生を演じていて、「わろてんか」とのギャップにとまどった。

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