コンテンツ評論 テレビ番組評

「マチ工場のオンナ」をみた

地味~なテーマのドラマを放映してきたNHKドラマ10枠。

今回は、名古屋の町工場経営者の娘である専業主婦が父の死に伴って社長の座につき、素人ながらに会社を経営していくビジネスドラマ。主演は内山理名。

頑固者の父を嫌い、同僚とデキ婚して主婦になった主人公が父の死に際して「私が会社をやるから」と叫んで社長になる。蓋を開けてみると会社は倒産ギリギリで、リストラの必要に迫られていた。

どうせ主人公が「ひとりもリストラしない」と言って持ち前のバイタリティで乗り切る、的なハナシでしょ、と思っていたら違った。いきなり5人の社員のクビを切る。その結果、社内の結束を重視する古参社員とは対立するが、なんとか会社は持ち直す。

その後、素人視点で社内の改革を進め、受注も順調にいって融資を受けて新しい生産機械を導入したりしてしまう。オヤオヤうまく行き過ぎてませんか、と思った途端にリーマンショック。またしても会社は瀬戸際に。主人公はとうとう会社を畳むことを決意して…。

ま、最後はドラマっぽいハッピーエンドなのだが、なかなかここまで中小企業、下請けのリアルを描いたドラマは少ないだろうと思う。

気になるのは、館ひろしが主人公の父親役なのだが、この父親が折に触れては幻覚なのか幽霊なのか、主人公の前にあらわれること。

これ、主人公が娘だからいいのかもしれないけれど、息子だったらたまらんよなぁ。

 

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