コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「脳内ポイズンベリー」をみた

2017/09/28

脳内でさまざまな感情をあらわすキャラクターが会議を開くというアイデアは非常に面白い。

日和見的な議長(理性といえるだろうか?)が西島秀俊演じる吉田、ポジティブな感情が神木隆之介演じる石橋、ネガティブな感情を担当するのが吉田羊演じる池田、衝動を演じるのが少女のハトコ、記憶を司る岸など、5人の人物に擬せられた思考たちが延々と会議を繰り広げるのだ。

問題は、これらの思考たちが会議を開いて決定し操っているらしい真木よう子演じるいちこの恋愛ドラマがまったく面白くないことだ。

これ、恋愛ドラマでなくても応用できるから、たとえば核戦争の危機に迫られた大国の指導者の脳内ということにしたら、面白いんじゃないかな。今ならさしずめトランプ大統領だ。まったくの政治素人が選挙のマジックで大統領になり、某国の核攻撃の危機に迫られたり、自国の経済や国民の動向など、さまざまな条件を考慮しながら政策を決めていく、その脳内でこうした会議が開かれていたら?

けっこう面白いブラックコメディになるんじゃないかと思う。

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