コンテンツ評論 テレビ番組評

「リバース」をみた

今まで見たことがない藤原竜也。

これまでドラマでみた藤原竜也は、どっちかというと自信家でふてぶてしいくらいのキャラクターが多かった。このドラマでは、冴えないサラリーマン、いつもおどおどしていて、自信のなさそうな主人公、深瀬を演じる。

役者だからいろいろな人物を演じるのが当たり前、とはいうものの、特にドラマでは主役クラスはいつ見ても同じようなキャラクターで登場することが多い。

藤原竜也はこの役を演じきったことで、役柄の幅を広げたのではないか?

ストーリーは、この深瀬も関わった10年前の事故の謎を紐解いていくミステリー。深瀬の親友であった広沢が、この事故で亡くなった。10年の時を経て、深瀬と、この事故にかかわった三人の友人たちのところに「人殺し」という告発状が届く。

正直、中盤まではまだるっこしかった。終盤に差し掛かるにつれて、それまで描かれてきたさまざまな事象がジグソーパズルのピースのようにひとつの絵を形成しはじめ、一挙に面白くなった。

それにしても、民放が堅守する1時間で10回前後というフォーマットに当てはめるために、冗長になっている感は否めず。中盤まで余分な枝葉が多かったと思う。5~7回くらいで描いたら、引き締まったいい展開になったような気がする。

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