コンテンツ評論 テレビ番組評

「スニッファー 嗅覚捜査官」をみた

NHKの犯罪捜査ドラマ。主人公は警察官ではなく、警察に協力する捜査コンサルタントという立場だが、異常に強い嗅覚を持ち、現場や遺留品の臭いから犯人をプロファイリングするという設定。

くせ者ならこの人という阿部寛が演じ、香川照之扮する婚活中の人情派刑事とコンビを組んで犯罪事件を解決する。

犯罪捜査ドラマとしては趣向もいいし、NHKらしく映像や演出も上質だ。

しかし、このドラマの問題点はそのネタ元にある。元はウクライナで放映されていたテレビドラマのフォーマットを購入して日本で制作されたドラマだ。つまり、金で買ったパクリだ。

このドラマの前の時間に日テレ系で放映されていた「ラストコップ」(みてない)はドイツからのネタ輸入だというし、日本のドラマ界はどうなってんだ。ネタを考えるアタマすらないのか?

しかも、「スニッファー」の場合、前クールにTBS系でやってた「神の舌を持つ男」と二重のネタかぶりだ。こちらは嗅覚、あちらは味覚だが、「神の舌…」は「空気を味わう」という技で嗅覚的なプロファイリングをしていたし、原因物質を特定するあたりも同じだ。

NHKは「みなさまの受信料」で何をやってんだ!? 国民から搾り取った金をウクライナにネタ代として払っているのか? そんな金の使い方をするくらいなら、新しくドラマ界を背負う若い人材を育てるために使えよ。日本で取ったカネを外国に払うんじゃない!!

本来なら、日本はドラマのネタを世界中に輸出してしかるべきだ。情けない。もはや頭脳も外国から輸入する時代なのか。

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