コンテンツ文化論 ネットとコンテンツの関係論

「うな子」のうまくやった点と今イチな点

unako「うな子」の騒動は、ネットをよくご覧のみなさんはもうご存じではないだろうか?

鹿児島県志布志市がふるさと納税の促進を目的に作ったPR動画。

ご存じない方はこちらをどうぞ。

水着少女をプールで飼育... 志布志市「うなぎ養殖」擬人動画が波紋 : J-CASTニュース

で、志布志市の公開した動画は削除されてしまったが、こういう動画は1回公開すると残るもので現在でもYouTubeでは誰がアップしたのか、見ることができるようである。

こちらもいつ削除されるかわからないので埋め込みはしないが、リンクは載せておく。→https://youtu.be/Xb8VgJjNSW8

「炎上商法」という言葉があるが、これもそのひとつだろう。当たり障りのない動画をアップしても話題には昇らず、効果は薄い。だが、過激な動画だとバッシングもうけるが、数多くのメディアがそれを後追い報道するので、伝わりやすい。

バッシングは予想したがここまで非難を浴びるとは思わなかったのか、それとも非難を浴びた後に取り下げるところまで想定内だったのか。どちらかはわからないが、制作者はそこまで計算したと思う。決して「趣味に走りました」というものではない。

ただひとつ、制作者が意識をしなかったことがある。この騒動がおさまって数ヶ月経ったとする。それでもまだ話題に昇ることはあるだろう。
「あの、スクール水着の少女をうなぎに見立てた動画」
「ああ、ふるさと納税を増やしてほしいという奴ね」
「あれ、どこの市町村だっけ?」
「…もう忘れた」

そう。制作者は「志布志市」をアピールし損ねたのだ。「少女をうなぎに見立ててプールで飼う動画」は強烈にアピールしたが、志布志市のふるさと納税につながったかどうか、後日誰か検証してくれないだろうか?

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