平成徒然草

なぜ英国のEU離脱を評価するメディアはひとつもないのか?

uk-eu気になった記事。

EU離脱を全マスコミが批判している愚 (小林よしのり/BLOGOSより)

予感してはいたが、朝日新聞から、産経新聞から、東京新聞まで、全マスコミが、イギリスのEU離脱に驚き、失望し、危惧を覚え、批判している。(…)

普段は民主主義を絶対の価値としているくせに、都合の悪い結果が出ると「ポピュリズム」と言い出す。EUという理念そのものが、知識人の空想平和主義の産物で、設計主義的なイデオロギーだった可能性を考えようともしない。

まあ、よしのり氏のことだから、これをグローバリズムとナショナリズムの対立に置き換えて考えているようだが。

それはともかく、全メディアといってもいいほど「イギリス国民はとんでもない選択をしてしまった」的な論調なのは気になる。
国民投票で離脱が決まったら早速、「投票後に"eu"について検索する英国民」「投票のやり直しができないか模索する英国民」といったニュースが出てきて、まるで英国民全体が投票結果に後悔してるかのような論調だったりする。

よその国のことだからどうでもいいようなことだけど、そもそも「EU離脱は英国に破滅的な結果をもたらす」ということだったら、国民投票じたいが存在しえないと思うんだけどな。

金融市場が過剰反応しているからといって、それがすぐリーマンショック級の金融危機に発展するかどうかもわからない。

英国政府だって、当然ソフトランディングを目指すだろうし、あらたな欧州秩序が生まれる可能性もあるんじゃないか。

なぜ離脱派の勝利を評価するメディアがあらわれないんだろう? 意見というものは、対立があってこそ考えるきっかけになる。こうまで全メディアが否定的だったら、そもそも考えるきっかけさえ与えられないんじゃないか?

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