平成徒然草

なぜマスコミは舛添問題を機に政治資金規正法の闇に踏み込まないのか

舛添要一東京都知事が辞職し、マスコミの関心は一挙に政治資金規正法から次期都知事候補に移った。

あれほど「政治資金規正法」「政治資金の闇」を追究していた論調が今は微塵もなくなった。

たぶん、ホッと胸をなで下ろしている政治家がたくさんいるだろう。

普通に考えれば、このタイミングで野党は「政治資金規正法の改正」を争点に上げればポイントが稼げるし、マスコミも参議院選や都知事選に乗じて、この問題を取り上げれば、今後の政治資金問題への牽制になるはず。

政治家がそれをしないのは野党といえど、自分たちにメリットのあるこの法律を変えたくない、という思いから理解できる。(理解できるということと、賛同できるということはまったく別)

でもマスコミはなぜそれをしないのか? ある意味マスコミも同じ穴のムジナだからだ。

政治資金規正法の現状はマスコミにとって美味しい。政治資金の流れはちゃんと公開されることになっているし、それを精査すれば舛添問題のような美味しいネタがたまに見つかる。

つまり、マスコミにとって必要なのはクリーンな政治ではなくて、時に血祭りに上げられるネタが取れるかどうかということだ。

政治資金規正法がカネの入りも出も厳重に改正されてしまうと、政治家はカネの流れを闇に潜らせてしまいネタが取れなくなってしまう。

だから、今の状態はマスコミにとって美味しい。だから、政治資金規正法は改正されるべきだ、という論陣は張られないのだ。

残念だが、それが現実だ。

-平成徒然草
-, ,