ネットとコンテンツの関係論

Googleは動画をどう検索させるのか

2010/12/12

ちょっと前の記事だが、ネタフル[N]で取り上げられて気がついた。

ITmediaニュースが伝えるところによると、

(米グーグルのデイビット・ユン副社長(コンテンツ提携担当)は)動画投稿サービス「グーグルビデオ(GV)」については、「仕組みにしろ、規模にしろ、ユーチューブのほうが大きい。まず、GVに投稿している利用者にユーチューブへ移転する機会をつくる」と語り、将来的に動画投稿サービスをユーチューブに一本化し、GVは動画検索機能を強化して他の動画サービスをも検索できる存在を目指す意向を表明した。

グーグルがYouTubeを買収した時からこうなるであろうと思っていたとおりになった。動画投稿はYouTube、動画検索はGoogle Videoというわけだ。

問題は、動画の検索をどのように実現させるのか、現在の方式では不十分だろう。

たとえば有名人が自分の登場している動画を検索したいとする。
タイトルやタグに自分の名前が入っている場合は検索できるが、そうでない限り現在のやり方では検索できない。これをたとえば、明確に顔が写っている場合はヒットする、などとできるのなら動画検索の価値もある。

ひとつの動画コンテンツをアップロードして、一部でもそのまま取り入れてあったらヒットする、なども重要な検索のやり方だろう。その場合も、枠をつけられたらどうなるのか、文字を入れられたらどこまで同一性を検知できるのか、など問題も多い。

動画検索専門になったことで、Google Videoはこれらの困難な検索の開発に取り組んでいくことだろう。検索の専門企業として、どこまで健闘するか見ものだと思う。

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