コンテンツ評論 テレビ番組評

「富士ファミリー」をみた

fujifamilyNHKの新春スペシャルドラマ。

夫婦コンビの脚本家木皿泉が描く、ちょっとシュールなホームドラマだ。富士山の麓でコンビニ(というのもはばかられる小汚い店)を営む一家の物語。

「あまちゃん」以来の薬師丸ひろ子と小泉今日子の共演、ということでも話題になった。

番宣特番で木皿泉は「家族は家族を演じていると思う。だから、血のつながった家族よりほぼ他人が集まって家族をやるほうが自分には自然に思う」と言っていた。血がつながったりつながらなかったり、死んでいたり生きていたり、なんだか不思議な家族の物語。

片桐はいりが特殊メイクで老婆に扮し狂言回しになっているが、これがとってもコミカルでドラマ全体を引っ張っている。

このドラマのテーマは(ホームドラマによくあるが)「居場所」ということだろう。家族のメンバーそれぞれ、騒動を起こしたり、秘密を抱えたりしながら、最後には自分の居場所をみつけていく。ということで、キョン様演じる幽霊の次女ナスミも、なぜか家族に立ち交じってこの世に居場所をみつけたのかな? もうちょっと出番が多いとうれしかったのだが。

-コンテンツ評論, テレビ番組評
-, , , ,