コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「武士の献立」をみた

2015/12/26

武士の献立 Blu-ray上戸彩主演の時代劇。

加賀藩の台所方、包丁侍と呼ばれる料理人の家を舞台としている。

上戸彩演じる春は江戸屋敷で藩主の側室に仕える奥女中だが、町人の出。生家は料理屋で、抜群の味覚を持ち、料理達者だが一度嫁いで出戻った身。その春を台所方の舟木が息子の嫁にと口説き落とす。

夫となった安信(高良健吾)はもともと剣客として身を立てようとした次男で、長男の死によって舟木家の跡継ぎになったが、料理の腕はからきしだった。

嫁いできた春の最初のミッションは夫を一人前の料理人に鍛えることだった。春は安信に包丁勝負を挑んで勝ち、料理指南を承知させる。

こういう感じで料理一本で話を進めるのかと思ったら、途中で加賀藩のお家騒動のエピソードが挟まり、安信はそれに巻き込まれる。それもあまり盛り上がらないままに収まり、最終シーケンスは「饗応の宴」と称する加賀藩の命運をかけた料理に挑む安信。

はっきり言って中間のお家騒動エピソードがあまりしっくり来ない。時代劇らしいといえばたしかなんだが、「料理」だけで一本の映画にしたほうがよかったような気がする。

しかし上戸彩もすっきり若妻イメージが板についてきたな。安信に「古狸」と呼ばれる年上女房の役なんだが、童顔なものであまり古狸っぽくはない。

今年、出産したがさっそく復帰してきたようなので、三十路は奥様女優として活躍するんじゃないだろうか?

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