コンテンツ評論 映画・DVD評(洋画)

「ダークナイト・ライジング」をみた

ダークナイト ライジング [Blu-ray]地上波放送までしていたのに、なぜか見てなかったこの映画。Netflixでみることができた。

「ダークナイト」(闇の騎士) とはバットマンのことである。
つまりこの題名は「バットマンふたたび立つ」みたいな感じだ。

映画の冒頭は、前作「ダークナイト」から8年後のこと。
バットマンはこの8年間あらわれていない。
前作で正義の地方検事として登場したものの、事故によって怪人ツーフェイスに変貌してしまったハービー・デントは正義の殉教者として褒め称えられ、その悪事はすべてバットマンがひっかぶって犯罪者として認知されている。しかも、デントの敷いた法律によって犯罪は激減、バットマンの活躍の余地はない平和な時代がゴッサム・シティに訪れている。

ブルース・ウェインは引きこもりとなり、世間と隔絶した暮らしをしている。

異様なマスクをした悪人ベインが登場しゴッサムを破滅させようと悪だくみを始めたことにより事態が動き始めるのだが、ウェインは冒頭ぐずぐずと立ち上がらない。結局、女泥棒セリーナ・カイル(どう見てもキャット・ウーマンなんだが、作中一度もその名前は使われていない)がウェインを突っつき回したことにより重い腰を上げる。

結局警察ではベインを制圧できず(ゴードン市警本部長は大けがするし、なんと3千人の警官がベインによって地下に閉じ込められてしまう) 最後はバットマンとセリーナの活躍により間一髪ゴッサムは中性子爆弾の危機から救われるのだが。

前半の愚図っぷりと、後半の活躍がどうにも乖離しているなぁ。

最近のアメコミ・ヒーローは悩みまくるのが定番とはいえ、もうちょっと早く出てこいよバットマン。遅れて出てきたらさっさと活躍しやがって。そりゃ主人公だから当然か。

ただ、バットマンものの楽しみは変な悪役だ。今作はベインという腕っぷしの強そうな悪役が出てくるが、マスクを常用しているだけで変人っぽさはあまりない。ベインの部下でもいいから、もうちょっと変な悪人が出てきてほしかった気がする。

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