コンテンツ評論 テレビ番組評

「わたしをみつけて」をみた

00000908104「てっぱん」の瀧本美織主演。ひとりの看護師の成長を描く。

とある病院に勤める准看護師の弥生は捨て子で、養護施設で育った。
いったんは引き取られた里親に「いい子じゃない」と言われて戻された経験から、居場所を失うことを恐れている。仕事はそつなくこなすが他人と必要以上にかかわらないようにして生きてきた。

それが新任の看護師長や、入院患者の老人とのふれあいによって、変わっていく。

「てっぱん」の頃は子ども子どもしていた瀧本美織も、あれから5年経って24歳。さすが女性はこの年頃になると花が咲くようにきれいになる。

舌足らずな台詞回しは相変わらずだが、微妙な表情で感情の動きを表現できるようになった。

わずか4回のドラマだが、その中で弥生が変わっていく様子が、表情の変化で見てとれる。
自分の殻に閉じこもっていた弥生が、徐々に自分を開き外の世界とかかわるようになる。硬い表情がしだいに柔らかくなり、笑顔が自然になる。

ちなみに看護師長を演じるのは鈴木保奈美、「てっぱん」の時の母親役が安田成美だから、よほど「とんねるず」の妻たちに縁があるようだ。

「てっぱん」と同じBK(NHK大阪)の制作。制作統括は「てっぱん」当時のプロデューサーだ。最近、ガールズバンドのボーカルなどやっていて、女優としてはイマイチぱっとしなかった瀧本に救いの手を投げかけたのかもしれない。

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