コンテンツ評論 映画・DVD評(洋画)

「怪盗グルーの月泥棒」をみた

怪盗グルーの月泥棒 (吹替版)これもAmazonプライムビデオ。ちなみにみたのは笑福亭鶴瓶が主人公グルーの声を演じた吹替え版。

3DCGアニメのコメディなんだが、若干人情話的に仕立ててあるあたり大人の視線も意識している。
子供を連れて大人が見に行っても退屈しない、という狙いだろう。

最初の方は話のテンポもスピーディで、鶴瓶の関西弁もうまく主人公のキャラと合致していて、引き込まれる。

主人公は怪盗といっても金ではなく大きなものを盗むのが狙いのようだ。彼が次に盗もうとするのは月。正直なんで月なんか盗もうとするのかわからない。

しかし月を盗むにはロケットを作ったりして金がかかる。そこでグルーは悪党銀行という、泥棒専門の銀行へ行って融資を頼もうとするのだ。泥棒なんだから、銀行強盗でもして資金を作ればいいのに。しかし、銀行からつきつけられた条件は、月を盗むのに必要な縮ませ銃というアイテムを先に盗むこと。だが、盗むのに成功したと思ったとたん、ライバルの怪盗ベクターにさらわれてしまう。

そこでグルーは養護施設に預けられた少女たち三姉妹をおとりに使う作戦を考え出す。三姉妹の里親になるという名目で養護施設から請け出し、クッキー売りとして潜入させ、まんまとベクターから縮ませ銃を奪う。そこで三姉妹はお払い箱にする予定だったが、なんとなく情が移ってしまい、いったんは養護施設に返したものの、結局は引き取ることになる。この辺が人情話。

しかしこの養護施設、子供たちにクッキーを売らせたり、素行のよくない子供は箱の中に閉じ込めてお仕置きしたりするわりに、三姉妹をバレエの教室に通わせているのだ。アメリカでは養護施設の子供たちもバレエを習わせてもらえるの?

しかしまぁ、なんといってもこの映画で目立つのはグルーでも三姉妹でもなく、グルーの手下になってる無数のミニオンたちだろう。人気が出たらしく、続編にいくたびにミニオンが中心になってきている。こうした脇キャラが目立つのはアメリカのアニメ映画の昔からの特徴だ。「マダガスカル」のペンギンたちとかね。

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