コンテンツ評論 映画・DVD評(邦画)

「偉大なる、しゅららぼん」をみた

偉大なる、しゅららぼん プレミアム・エディション [Blu-ray]Fire TV Stickを使って、Amazon プライムビデオでみた。

「プリンセス・トヨトミ」や「鴨川ホルモー」など、伝奇的な要素を取り入れた小説を数多く発表している万城目学の原作。

舞台は琵琶湖を擁する滋賀県である。

琵琶湖の「湖の力」を借りて、それぞれ特徴を持った超能力を発揮できる日出(ひので)一族と棗(なつめ)一族。
日出一族に生まれた少年涼介を中心として、ふたつの一族の対立を描く。
一風変わったキャラクターが跋扈し、さらには両者の一掃を狙った別のキャラクターが登場して、クライマックスには湖の力の正体である、アレまでが登場する。

とまぁ、どこかで見たようなストーリーだが、「鴨川ホルモー」では京都を、「プリンセス・トヨトミ」では大阪を舞台としてきた万城目ファンタジーが今度は滋賀と琵琶湖を舞台にする、といったところだろうか?

それぞれのキャラクターは面白いのだが、いまいちストーリーにからんできていないような気がするのも残念。
一族の持つ「力」がもうひとつ具体的に描かれていないのも残念である。
人の精神を操る能力なんて、うまく使えば戦国時代に天下をとって、大津が日本の首都になっていてもおかしくない。そうしたIFの歴史が描かれても面白かったのだがなぁ。

この設定をうまく使えば、ハリー・ポッターなみの壮大感に持って行ける? いやいや、そこまでは言っていないが。

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