プロ野球雑感

阪神タイガースはどこを向いて進むのか? #hanshin

CQq4oiPWIAEXWgk阪神タイガースは和田監督の退任が発表され、次期監督として金本知憲の名前があがっている。

なぜ指導者経験のない金本を監督にしたいと阪神球団が考えているのか?

それは2003年、2005年の優勝を主導した中心打者であり、いわば「強かったタイガース」の象徴だからだ。

ファンなら、指揮をとる金本の姿はみたい。絶対にみたい。
つまりは、客寄せパンダである。

いっぽう阪神タイガースがチームとして解決しなければならない問題は山積みだ。

大切なことは、毎年くりかえす秋口の失速をどうやって防ぐか、と、若手への世代交代をどうやってなし遂げるか、の2つだと思う。

前者は、選手の調子やメンタルを保ちつつどうやってチームを勝利に向けてコントロールしていくか、ということで、要するにマネジメントの問題である。

後者も広い意味ではマネジメントなのだが、それはベテランや外国人選手の力を借りつつどうやって若手選手の成長を促していくかという部分だ。

金本がはたしてその適任かというと、かなり怪しい。

そもそも阪神は「勝たなければならない」といいつつ、結局は10年間勝てなかったチームである。
金本が「今から数年の間、タイガースはかなり弱くなります。しかし、それが常勝チームを作り上げるのに絶対に必要な期間です」と言い切れるかどうか。

フロントは観客動員を気にして、勝利を要求してくるだろう。外国人やFA選手の補強なども口を出してくるだろう。

フロントが商売優先に走ることはどこのチームでもあることだ。それが現場に影響しないように、チーム編成の責任者としてGMという制度がある。
しかし、阪神では中村勝弘の不慮の死を受けて、GMという制度そのものを廃止してしまった。

これはおかしい。適切なGMが見つかるまで球団本部長が兼任するとかなら話はわかるが、要するにここ数年のGM制度は実体のないものだったということを露呈している。

つまり、金本が監督に就任した場合タイガースは、「未経験の監督」と「商売優先のフロント」が直接接触する体制にならざるをえない。

金本自身は、過去詐欺事件の被害者になったことをみても、人のいい性格ではないかと思う。悪く言えば騙されたり、うまく口車に乗せられやすい性格だ。
はたして、うまくフロントを御して自分の理想とするチームを作り上げることが出来るか?

本当は、経験のある監督(もしくは2軍監督の経験者。阪神でいえば平田か?)を3~4年一軍監督に据え、金本は打撃コーチ、さらには2軍監督に就任させて指導者としての経験を積ませるべきだろう。そうして、数年後に金本が一軍監督にデビュー、自ら育てた若手選手とともに新しいチーム作りを行なうのが理想だ。

しかし、どうもそうはならないらしい。報道によれば金本は監督就任を受諾まじかのように伝えられている。
はたして、本当に変えるべき部分を変えることができるのか阪神タイガース?

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