コンテンツ評論 テレビ番組評

「花咲舞が黙ってない(第2期)」をみた

FireShot Capture - ストーリー|花咲舞が黙ってない|日本テレビ - http___www.ntv.co.jp_hanasakimai_story_02.html夏クール、各局ともドラマ不振が叫ばれる中で唯一といっていい「勝ち組」のドラマである。
昨年に引き続いて、同じ設定、同じキャラクターという安心感もあるのだろうか、安定して高い視聴率をとったようだ。

なぜこのドラマが視聴者から高い支持を受けるのか、その分析が今後の民放ドラマの指針になりそうな気がする。

ひとつには安定のパターン化というものがあると思う。TV朝日の「相棒」の特命係と同じように、バディもの、こちらは男女だが「臨店班」のふたりが互いに補い合いながら、ひとつの問題を追いかけていく構図は同じだ。

もうひとつは銀行という「ビジネスの現場」を舞台にしている点。中高年の男性にもアピールしやすい。銀行ものの得意なベストセラー作家池井戸潤の原作だから、リアルでもある。主人公は若い女性だが、「黙っていないヒロイン」として「黙っているしかないサラリーマン」にとっては爽快さを感じさせてくれるのだろう。

女性主人公ながら、変に恋愛沙汰を持ち込まないところもいい。第2シーズンでは成宮寛貴の演じる若い銀行員が何回かゲスト出演したが、特に主人公と恋愛関係になることもなく、通り過ぎていった。女性視聴者にとっては物足りなかったかもしれないが、オジサンにはちょうどいい。

この第2シーズンでは、第1シーズンに比べて犯罪がらみの問題を取り扱うことが多かったような気がする。横領などの違法行為も出てくるので、臨店班がまるで探偵のように動いている感じもあった。当然金がらみだからそういう事例もあるだろうが、あまり犯罪寄りにするとそれこそ銀行つき探偵みたいになってしまって、本来のドラマから外れていく気がする。

当然、日テレとしては看板シリーズとして毎年恒例化したいところだろう。第3シーズン以降をどう作るかで、看板シリーズとなりうるかどうかが決まるだろう。

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